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2026.09.03
コラム歌が苦手でもボーカルレッスンを始めて大丈夫?
目次
1. 歌への苦手意識、ひとりで抱え込んでいませんか?
テレビやSNSでプロのアーティストが気持ちよさそうに歌っている姿を見たり、カラオケで友人が美声を響かせているのを聴いたりすると、「自分もあんな風に自由に歌えたら、どんなに楽しいだろう」と憧れる瞬間ってありますよね。でも、その直後に「いやいや、自分は音痴だから」「声が変だから人前で歌うなんて恥ずかしい」と、心のシャッターをスッと下ろしてしまう方も多いのではないでしょうか。
歌というのは、ピアノやギターといった外部の楽器を使うのとは違い、自分自身の「身体」そのものを楽器にする表現方法です。だからこそ、自分の歌声に自信が持てないと、まるで自分自身を否定されているような気持ちになってしまい、余計にコンプレックスを抱えやすくなってしまうんですよね。
「この苦手意識をなんとかしたい」「少しでもいいからマシに歌えるようになりたい」と一念発起して、ボーカルスクール(ボイストレーニング)に通うことを想像してみる。でも、そこでまた新たな壁にぶつかります。「あんなプロみたいな人が通う場所に、歌が下手な自分が行ってもいいのだろうか?」「先生に呆れられたらどうしよう……」という強烈な不安です。
今回は、そんな風に「歌は苦手だけど、ボーカルレッスンに興味がある」という方に向けて、なぜ今すぐレッスンを始めて大丈夫なのか、その理由をじっくりと、そしてかみ砕いてお話ししていきたいと思います。
2. 「上手くなってから習う」なんて必要は一切なし!

ボーカルスクールに通うのをためらっている方から一番よく聞くのが、「もう少し自分で練習して、ある程度上手くなってからじゃないと恥ずかしくて行けない」という言葉です。お気持ちは痛いほどよく分かります。何もできない丸腰の状態でプロの前に立つのは、誰だって勇気がいりますよね。
でも、ちょっと視点を変えて、スポーツジムを思い浮かべてみてください。「ダイエットして痩せてからじゃないと、スポーツジムには通えない」と言う人がいたら、「いやいや、痩せるためにジムに行くんでしょ!」とツッコミを入れたくなりませんか?
ボーカルスクールもこれと全く同じです。そもそも、すでに歌が上手くて完成されている人であれば、スクールに通う必要はありません。ボーカルスクールというのは「歌が苦手な人」「声の出し方が分からない人」が、ゼロから基礎を学ぶために存在している場所なのです。
それに、プロのボイストレーナーの先生たちは、これまでに数え切れないほどの「歌に自信がない生徒さん」を見てきています。声が震えてしまう人、音程が迷子になってしまう人、息が続かない人。先生たちはそうした悩みを持った方々を教えるプロフェッショナルですから、「こんなに下手な人は初めて見た!」なんて呆れることは絶対にありません。むしろ、まっさらな初心者の方が、変なクセがついていない分、スポンジのようにスルスルと正しい発声を吸収して上達が早いことすらあるんですよ。だから、「上手くなってから」なんて遠慮する必要は1ミリもありません。
3. 録音しても分からない?「自分では気づきにくい課題」の正体
「スクールに行かなくても、今はYouTubeにボイトレ動画がたくさんあるし、スマホで自分の声を録音して独学で練習すればいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。もちろん、独学で得られる知識もたくさんあります。しかし、歌の練習において独学には大きな落とし穴があります。それが「自分では気づきにくい課題」の存在です。
私たちが普段自分で聞いている自分の声は、空気を通って耳に入る音(気導音)だけでなく、頭蓋骨などの骨を伝わって響く音(骨導音)が混ざっています。一方、他人が聞いているあなたの声や、スマホで録音した声には骨導音が含まれていません。このため、自分が「こんな声で歌っているはず」と思っている声と、実際に出ている声には、どうしてもギャップが生まれてしまうのです。
さらに、歌っている最中の身体の使い方というのは、自分自身では本当に分かりにくいものです。「高音を出そうとするあまり、無意識にアゴが上がって喉を締めてしまっている」「息を吸っているつもりでも、実は肩が上がっているだけで肺の奥まで空気が入っていない」「舌の付け根に力が入ってしまっている」……。こうした身体の物理的な力みや間違った使い方は、いくら録音した音源を聴き返しても、素人には原因が特定できません。
ボーカルレッスンに通う最大のメリットは、プロのトレーナーがあなたにとっての「正確な鏡」になってくれることです。「あ、今ここに余計な力が入りましたね」「その声の出し方だと喉を痛めてしまうので、こうやって息を流してみましょう」と、客観的な視点で、自分では絶対に気づけない原因をピンポイントで修正してくれます。独学で何ヶ月も悩んでいた「高音が出ない」という悩みが、先生のアドバイス一つで、たった1回のレッスンであっさり解決してしまった、なんていうのはボイトレあるあるなんですよ。
4. 魔法はないけれど。「小さな変化を積み重ねる」喜び

とはいえ、ボーカルスクールに入会したからといって、翌日に突然プロ歌手のように歌えるようになる魔法はありません。私たちの声を司る「声帯」や、呼吸をコントロールする横隔膜などは、すべて筋肉で動いています。腹筋や背筋が1日でムキムキにならないのと同じで、歌うための筋肉や神経も、正しいトレーニングを継続することで少しずつ育っていくものです。
ここで大切になってくるのが、「小さな変化を積み重ねる」という意識です。
初心者のうちは、どうしても「あの曲が完璧に歌えたか、歌えなかったか」というゼロか百かで自分の成長を判断してしまいがちです。しかし、実際のレッスンではもっともっと小さな、でも確実な成長がたくさん起こります。
例えば、「前まではサビを歌い切る前に息が切れていたのに、今日は最後まで苦しくならずに歌えた!」「今まで出なかった高い音が、かすれながらだけど1回だけ当たった!」「カラオケで3曲歌うと喉が痛くなっていたのに、正しい発声を習ったら全然喉が疲れなくなった!」といった変化です。
こうした自分にしか分からないような「小さな変化」に気づき、それをプロの先生と一緒に喜ぶことができるのも、レッスンの醍醐味です。昨日より今日、今日より明日。ほんの少しずつでも自分の声が自由にコントロールできるようになっていく過程は、大人になってからではなかなか味わえない、本当にワクワクする体験ですよ。
5. あなたの声を好きになる場所へ踏み出そう
いかがでしたでしょうか。「歌が苦手だから……」と立ち止まってしまうのは、本当にもったいないことです。苦手な人ほど、ちょっとしたコツを知るだけで劇的に変化する伸び代をたっぷりと持っています。
もし、ほんの少しでも「自分の声を変えてみたい」「もっと楽しく歌えるようになりたい」という気持ちが芽生えたなら、ぜひ『オーラボイスボーカルスクール』を覗いてみてください。
オーラボイスボーカルスクールでは、音楽の専門知識が全くない初心者の方でも安心して通える、一人ひとりに寄り添った丁寧なマンツーマンレッスンを提供しています。厳しいだけのスパルタ指導ではなく、あなたが本来持っている「声の魅力」を引き出し、無理なく小さな変化を積み重ねていけるよう、経験豊富なトレーナーが優しくサポートしてくれますよ。
上手くなってから行く必要はありません。今のあなたの、ありのままの声を持って、新しい自分に出会うための第一歩を踏み出してみませんか?