目次
- 泣けるミュージックビデオで、心のデトックスを
- back number「ブルーアンバー」〜隠された悲しみが宝石に変わるまで〜
- 優里「レオ」〜当たり前だった日常と、愛犬との絆〜
- 米津玄師「カナリヤ」〜変わっていく世界の中で、変わらない温もり〜
- ヨルシカ「ノーチラス」〜美しい物語の切ない終着点〜
- 最後に:自分の「声」で心を震わせてみませんか?
1. 泣けるミュージックビデオで、心のデトックスを
皆さんは最近、思いっきり声を出して泣いた経験はありますか?
大人になるとどうしても自分の感情を抑え込んでしまったり、「こんなことで泣いてはいけない」と強がってしまったりすることが増えていきますよね。仕事や人間関係など、日々の生活に追われていると、悲しいという感情すら見失ってしまうことがあります。しかし、心の中に溜まった悲しみを見て見ぬふりして溜め込み続けると、いつか心がパンクしてしまいます。定期的に感情を外に出してあげる「心のデトックス」は、私たちが自分らしく心身ともに健康に生きていくために、とても大切な作業なんです。
そんな「どうしても泣きたい夜」や「感情をリセットしてスッキリしたい時」にぜひおすすめしたいのが、心を激しく揺さぶる「泣けるミュージックビデオ(MV)」を観ることです。音楽が持つメロディの力と、歌詞の世界観を視覚的に広げてくれる美しい映像が合わさることで、たった数分の間に映画を1本観たかのような深い感動と、心地よい涙を誘ってくれます。
今回は、誰でもスッと世界観に入り込める、珠玉の泣けるMVを4つピックアップしてご紹介します。どれも本当に素晴らしい作品ばかりですので、ぜひハンカチやティッシュを手元にたっぷり用意してからご覧くださいね。
2. back number「ブルーアンバー」〜隠された悲しみが宝石に変わるまで〜
最初にご紹介するのは、2025年4月にリリースされたback number(バックナンバー)の楽曲「ブルーアンバー」です。この曲は、ドラマ『あなたを奪ったその日から』の主題歌としても起用され、多くの視聴者の涙を誘いました。
back numberといえば、誰もが共感する切ない恋愛ソングの代名詞とも言える大人気バンドですが、この「ブルーアンバー」では、心の中に秘めた深く静かな悲しみや、強い覚悟が描かれています。
タイトルの「ブルーアンバー」とは、太陽の光などを浴びることで青く光る非常に希少な琥珀(こはく)のことです。楽曲の中では、「悲しいのは一人で充分だから」「これ以上醜くなりたくないの」と、大切な誰かに心配をかけまいとして、自分の悲しみをグッと飲み込む主人公の姿が歌われています。流せなかった涙や言葉が心の底に沈み、誰にも見つからないまま長い時間をかけて綺麗な青い宝石になるのを待っている……そんなあまりにも切なく、不器用な優しさが表現されているんです。
つらい時に無理をして笑顔を作ってしまった経験がある人や、誰かのために自分の感情を押し殺してしまったことがある人なら、歌詞の一つひとつが痛いほど胸に突き刺さるはずです。「一人で抱え込まなくていいんだよ」と、そっと背中をさすってくれるような温かさを持った名曲です。
3. 優里「レオ」〜当たり前だった日常と、愛犬との絆〜
続いては、力強い歌声とストレートで嘘のない歌詞で多くの人の心を掴んでいるシンガーソングライター・優里さんの「レオ」という楽曲です。2022年に発売された1stアルバム『壱(いち)』に収録されているこの曲は、「犬と飼い主の絆」というテーマで描かれています。
ペットを飼ったことがある方、あるいは現在飼っている方なら、この曲を最後まで聴くと涙腺が緩んでしまうかもしれません。「レオ」という名前の犬の目線から、飼い主である主人公の成長と、少しずつ変化していく関係性が歌われています。
ミュージックビデオでは、飼い主が小さかった頃は毎日一緒に走り回って遊んでいたのに、成長して大人になるにつれて家を留守にすることが増え、だんだんと一緒の時間が減っていく……という、リアルで残酷だけれど誰もが通る「当たり前が当たり前じゃなくなる瞬間」が痛いほど丁寧に切り取られています。
犬にとっては、飼い主と過ごす時間が世界のすべてです。変わりゆく日常の中で、ひたむきに飼い主を待ち続けるレオの姿を見ていると、「もっと一緒にいればよかった」「もっと構ってあげればよかった」という後悔や、どうしようもない愛おしさが滝のように込み上げてきます。今、そばにいる大切な人やペットとの時間を、もっともっと大事にしようと心から思わせてくれる、涙なしでは見られない映像作品です。
4. 米津玄師「カナリヤ」〜変わっていく世界の中で、変わらない温もり〜
3つ目は、今や日本を代表するトップアーティストとなった米津玄師(よねづ けんし)さんの「カナリヤ」です。2020年に社会現象とも言える大ヒットを記録したアルバム『STRAY SHEEP(ストレイ・シープ)』の最後に収録されているこの曲。実はこのミュージックビデオは、映画『万引き家族』などでカンヌ国際映画祭のパルムドール(最高賞)を獲得した世界的な映画監督・是枝裕和(これえだ ひろかず)さんが監督を務めていることで大きな話題を呼びました。
この曲が発表された2020年は、皆さんご存知の通り、世界中が未知のウイルスによって混乱し、人々の当たり前の日常が根底から覆された時期でした。MVの中では、何事もないような日常が続く一方で、突如として永遠の別れが訪れる場面にも遭遇します。それぞれの場所で不器用に、そして懸命に生きる普通の人々や、そのささやかな繋がりが、まるで良質な短編映画のように静かに描かれています。
「あなたが変わってしまっても構わない」という究極の肯定のメッセージが込められたこの曲は、先が見えなくて不安だった時代の中で、多くの人の心をじんわりと救ってくれました。是枝監督ならではの、日常のふとした瞬間の光と影を捉えた美しい映像と、米津さんの優しく包み込むような歌声が見事にマッチしています。観終わった後には心がじんわりと温かくなり、自然と安堵の涙がこぼれるような、人生のお守りのような作品です。
5. ヨルシカ「ノーチラス」〜美しい物語の切ない終着点〜
最後にご紹介するのは、顔出しをせずに活動しながらも、その圧倒的な音楽性と文学的な歌詞で若者を中心に絶大な支持を集めている「ヨルシカ」の「ノーチラス」です。2019年に発表された2ndフルアルバム『エルマ』に収録されています。
ヨルシカの楽曲は、単なる歌の集まりではなく、アルバム全体を通して一つの壮大な「物語」が展開されているのが大きな特徴です。音楽を辞めてしまった青年「エイミー」と、彼を探して旅をする「エルマ」という二人の登場人物の物語が紡がれており、この「ノーチラス」はその物語の非常に重要なピース、ある種の終着点となる曲です。
ミュージックビデオは、全編が息を呑むほど美しい3DCGアニメーションで作られています。海外を巡り歩く映像美と、過ぎ去ってしまった時間へのどうしようもない後悔、そして残された者の切実な思いが、映像と音楽のシンクロによって圧倒的なスケールで迫ってきます。
「背景の物語をすべて知らないと楽しめないのでは?」と思うかもしれませんが、ご安心ください。緻密に作り込まれた映像の美しさと、心に直接訴えかけてくるようなノスタルジックなメロディだけで、十分に涙を誘う力を持っています。もしこの曲でヨルシカに興味を持ったら、ぜひ他の曲も聴いて、二人の物語の全貌を追いかけてみてくださいね。
6. 最後に:自分の「声」で心を震わせてみませんか?
ここまで、絶対に泣けるおすすめのミュージックビデオを4つご紹介してきました。どれも全く違うテーマの曲ですが、共通しているのは「音楽と映像が持つエネルギーが、私たちの心の奥底にある感情をノックして、隠していた涙を引き出してくれる」ということです。悲しい時、疲れた時、言葉にできない思いを抱えている時、ぜひこれらの楽曲に身を委ねて、思いっきり涙を流してスッキリしてみてください。
そして、こうした素晴らしいアーティストたちの圧倒的な表現力や歌声に触れていると、「自分もこんな風に、誰かの心(あるいは自分自身の心)を震わせるように自由に歌えたらどんなに素敵だろう」と思うことはありませんか?
実を言うと、思い切り「歌うこと」は、音楽を聴くこと以上に強力なストレス発散になりますし、自分自身の内に秘めた感情を解放する最高の手段でもあります。「でも、自分は歌が下手だから…」「本格的なボイストレーニングなんて、敷居が高すぎる…」と思っている方にこそおすすめしたいのが、『オーラボイスボーカルスクール』です。
オーラボイスボーカルスクールでは、単にテクニックを詰め込むような厳しい指導ではなく、一人ひとりの個性や「声」そのものが持つ本来の魅力を引き出すことを何よりも大切にしています。音楽の専門知識が全くない初心者の方でも、発声の基礎から優しく丁寧に教えてもらえるので、リラックスしてレッスンを受けることができます。
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