閉じる閉じる

ニュース・ブログ

教室のロビー 教室のロビー

仕掛けが面白いミュージックビデオ3選

ふとYouTubeを開いて好きな曲を聴いているとき、画面から目が離せなくなってしまうミュージックビデオに出会ったことはありませんか?

ただアーティストが演奏している映像も素敵ですが、仕掛けやトリック、映像美にこだわり抜かれた「仕掛けが面白いミュージックビデオ」は、一度見始めると曲が終わるまであっという間。それどころか、「今、一体どうやって撮影したの!?」と気になって、何度も巻き戻して見返してしまいますよね。

今回は、音楽ファンはもちろん、普段あまり映像作品を意識して見ない方でも一瞬で引き込まれる、アイデアと仕掛けがすごすぎる名作ミュージックビデオを厳選してご紹介します!映像のトリックやかみ砕いた解説とともに、その深すぎる世界をご案内します。

1.世界中を驚かせた伝説の一発撮り!ジャミロクワイ「Virtual Insanity」

仕掛けが面白いミュージックビデオを語る上で、絶対に外せない歴史的名作が、イギリスのアーティスト・ジャミロクワイ(Jamiroquai)が1996年に発表したVirtual Insanityです。

大きなハットをかぶったボーカルのジェイ・ソンが、何もない白い部屋で歌い踊る映像なのですが……なんと、床がスルスルと動いているように見えるのです!ソファなどの家具が流れてきたり、足元が滑るように移動したりする映像は、今見ても「どうやって撮っているの?」と脳がパニックを起こしそうになります。

「どうせCG(コンピューターグラフィックス)で合成しているんでしょ?」と思った方、甘いです!実はこれ、床が動いているのではなく、「壁のほうを作業員たちが手押しで動かしている」という超アナログな仕掛けなのです。

カメラを壁に固定しているため、壁が動くとあたかも床が移動しているように見えてしまうという視覚の錯覚(錯視)を利用したアイデア作品。一発撮りの緊張感の中、流れてくる家具を華麗にかわしながら歌う姿は、まさに伝説と呼ぶにふさわしい映像トリックです。

2.画面から目が離せない!サカナクション「アルクアラウンド」の文字トリック

続いてご紹介するのは、日本のロックバンド・サカナクションが2010年にリリースした代表曲アルクアラウンドのMVです。

暗闇の幕張メッセ内をボーカルの山口一郎さんが歩き続ける中で、歌詞のひらがなや立体オブジェが次々と現れるのですが、最大の仕掛けは「ある特定の視点(アングル)から見たときだけ、バラバラのオブジェが合体して文字に見える」というアナモルフォーシス(歪視)という技法が使われている点です。

カメラが歩く速度に合わせて動くことで、一瞬だけ画面上に歌詞の文字がフッと浮かび上がり、カメラが通り過ぎるとまたバラバラの立体物に戻ってしまう……。この緻密すぎる計算と芸術的なアプローチには脱帽させられます。

しかもこのMV、カット割り(場面の切り替え)が一切ない「完全ワンカット撮影」で行われています。1歩でも歩くペースがズレたり、カメラワークが狂うとアウトという極限の緊張感の中で作られた奇跡のような映像は、第14回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門で優秀賞を受賞するなど、映像業界全体からも高く評価されました。

3.アニメーションと視点のマジック!ヨルシカ「あぶく」の切なく美しい世界

実写の映像仕掛けだけでなく、アニメーションならではの繊細な演出で観る者の心を揺さぶるのが、コンポーザーのn-bunaさんとボーカルのsuisさんによるコンビ、ヨルシカのあぶくです。

このMVでは、水の泡(あぶく)や光の表現、そして視点が滑らかに移り変わるアニメーション技術がふんだんに盛り込まれています。画面上で刻々と変化していく映像は、楽曲の持つ切なさや透明感を完璧に視覚化しており、「曲を聴く」と「映像を見る」が100%融合したような感覚を味わえます。

実写のような大掛かりな物理トリックとは異なり、こちらはアニメーションだからこそ表現できる「時間や空間の歪み」「光と影のグラデーション」が見事な仕掛けとなっています。何気ない一コマの中に散りばめられたメタファー(暗喩)を探しながら見返すと、観るたびに新しい発見がある深遠な作品です。

4.なぜ私たちは「仕掛けのあるMV」に惹きつけられるのか?

ここまでご紹介した作品に共通しているのは、単に「すごい技術を使っている」から面白いのではない、という点です。

アイデアや仕掛けが面白いミュージックビデオは、楽曲が持っているリズムやテンポ、歌詞の世界観と映像の仕掛けが**「完全にリンクしている」**からこそ、観る人に感動や衝撃を与えます。

「アルクアラウンド」の歩くテンポと文字が現れるリズム、「Virtual Insanity」のグルーヴ感とゆらゆら動く部屋の空間、そして「あぶく」の切ないメロディと泡のように消えてゆく映像表現。すべてが音楽と映像の掛け算によって生み出された芸術なのです。

視覚的な驚きがあることで、音楽そのものの魅力も何倍にも膨らみ、結果として私たちの記憶に強く刻み込まれるのですね。

5.まとめ:見る音楽を楽しんだ後は、自分でも声を出してみよう!

仕掛けが面白いミュージックビデオの世界、いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した「Virtual Insanity」「アルクアラウンド」「あぶく」は、どれもYouTubeなどで手軽に観ることができますので、未見の方はぜひチェックしてみてください!

素晴らしいミュージックビデオで最高の音楽と歌声を堪能した後は、ふと「自分もあんな風に、気持ちよく歌声を響かせてみたいな」「もっと好きな曲を上手に歌えるようになりたい!」という気持ちが湧いてきたりしませんか?

自分の声をもっと好きになり、歌を心の底から楽しみたいと思った方に、最後にとてもおすすめのボーカルスクールをご紹介します!


【オーラボイスボーカルスクールのご紹介】

「歌をもっと上手になりたい」「表現力を身につけて気持ちよく声を張り上げたい!」という方におすすめなのが、オーラボイスボーカルスクールです。プロの講師によるマンツーマンレッスンで、一人ひとりの声の魅力を引き出し、楽しく丁寧に指導してくれます。初心者の方でも安心して通えるアットホームな環境ですので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね!

オーラボイスボーカルスクール 公式サイトはこちら