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パソコン音楽クラブは“オタク的ポップセンス”の結晶

突然ですが、「パソコン音楽クラブ」という音楽ユニットの名前を聞いたことはありますでしょうか?
初めて耳にする方は「え、部活動の名前?」「パソコンで音楽を作る同好会かなにか?」と思われるかもしれませんね。半分正解で、半分は彼らの底知れない音楽的探求心が詰まった、実に言い得て妙なユニット名なのです。

今や日本のインディー・エレクトロニック・シーンのみならず、大型野外フェスやメジャーシーンでも熱い注目を浴びる彼ら。そのサウンドの根底にあるのは、間違いなく「オタク的ポップセンス」の結晶と呼ぶべき、狂おしいほどの音楽愛と情熱です。

今回は「電子音楽とかDTMとか、難しいことはよくわからない……」という音楽ビギナーの方に向けて、彼らの魅力やヒットの背景を、レトロでエモーショナルな時代背景とともに分かりやすく紐解いていきます!

1.パソコン音楽クラブってどんな二人組?

パソコン音楽クラブ(通称:パ音)は、2015年に結成された日本のDTM(デスクトップミュージック=パソコンを使って音楽を作ること)ユニットです。

彼らの特徴は何と言っても、1980年代後半から1990年代にかけて使われていた「古い電子楽器(シンセサイザーや音源モジュール)」をわざわざオークションや中古ショップで買い集め、それを駆使して楽曲を作り上げている点にあります。

最新のパソコンを使えば何でも一瞬で綺麗な音が出るこの時代に、あえてちょっとチープで温かみのある古い機材の音にこだわり抜く。この「好きなものを徹底的に突き詰めるオタク的な没頭と探求心」こそが、誰にも真似できない彼らだけの唯一無二のポップセンスを生み出しているのです。

2.懐かしいのに新しい!「シティポップ再解釈」の波

ここ数年、80年代の日本の都市型ポップス、いわゆる「シティポップ」が世界中で再評価され大ブームとなりました。竹内まりやさんや山下達郎さんの楽曲が海外のTikTokやYouTubeで何億回も再生されている現象を目にした方も多いのではないでしょうか。

パソコン音楽クラブの楽曲は、この「シティポップ再解釈」の流れとも見事にシンクロしています。ただし、彼らは単に昔の曲をそのまま真似しているわけではありません。

バブル期の煌びやかな都会の夜を連想させる爽やかなメロディラインや、どこか切ないノスタルジー(懐かしさ)を感じさせるコード進行を巧みに取り入れつつ、現代の洗練されたダンスビートと合体させているのです。

音楽に詳しくない人が聴いても「うわ、なんだか昔のゲームやトレンディドラマで聴いたような懐かしさがある!でもリズムは現代的でめちゃくちゃ踊れる!」と、一瞬で心を掴まれてしまう仕掛けが満載です。

3.部屋の片隅から生まれた大熱狂「宅録文化とダンスミュージック」

「宅録(たくろく)」という言葉をご存じでしょうか?これは文字通り、スタジオではなく「自分の自宅の部屋でレコーディング(録音・制作)すること」を指します。

パソコン音楽クラブの原点はまさにこの宅録にあります。自分の部屋という密室で、大好きな機材たちに囲まれながら、「こんな音が鳴ったら気持ちいいよね」「この音の組み合わせ、ヤバくない?」と二人でニヤニヤしながら作り上げたマニアックな音が、そのままダンスミュージックへと昇華されていくわけです。

本来、クラブで流れるダンスミュージックといえば「派手で煌びやかな夜の街」のイメージが強いかもしれません。しかし、彼らの作るダンスミュージックには、宅録文化特有の「親しみやすさ」や「内省的で優しい空気感」が漂っています。

だからこそ、激しいクラブイベントに慣れていない人でも、自室でヘッドホンをしながら、あるいは通勤・通学の電車の中で聴くだけで、静かにテンションを上げることができるのです。

4.サマソニの夜に踊りたい!クセになるエモーショナルな「レトロ感」

部屋の中で生まれたオタク的なサウンドは、いまや「SUMMER SONIC」をはじめとする巨大な野外フェスのステージをも揺らすようになりました。

フェスの会場で彼らのライブが始まると、そこに広がるのは「全員が笑顔でゆらゆらと踊り出すドリーミーな空間」です。重低音でゴリゴリ押して圧迫するような激しいダンスミュージックではなく、どこか哀愁を含んだ電子音が幕張の潮風や夏の夜空に溶けていく……その瞬間がとにかくエモーショナル!

彼らはゲストボーカルを迎えることも多く、透明感のある女性ボーカルや味わい深い声のボーカリストと電子音を組み合わせることで、歌モノとしても極上のポップソングに仕上がっています。

「レトロでちょっと怪しげ、でも最高にポップでノスタルジック」。サマソニのようなフェスの夜、少し冷えたビールを片手に彼らのビートに揺れる体験は、一度味わったら忘れられない夏の一幕となるはずです。

5.まとめ:声や歌の魅力とあわせて音世界を楽しもう!

パソコン音楽クラブが持つ“オタク的ポップセンス”の正体とは、自分たちの「好き」を突き詰めた結果生み出された、時代もジャンルも超える親しみやすいサウンドでした。

懐かしさと斬新さが同居する彼らの音世界は、一度足を踏み入れると癖になること間違いなしです。ぜひサブスクやYouTube、そしてライブ会場でその心地よいビートを体感してみてください。

さて、彼らの楽曲のように「魅力的な歌声」や「電子音に映える伸びやかなボーカル」を聴いていると、ふと「自分もこんな風に心地よく声を乗せて歌ってみたい!」「カラオケで魅力的な声を出せるようになりたいな」と思うことはありませんか?

自分の声をもっと磨いて歌を楽しみたい方のためのステップとして、最後に素敵なボーカルスクールをご紹介します!


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