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2026.04.27
アーティスト解説Bring Me The Horizonのライブアルバムがリリース!名盤再収録版のリリース情報も解禁!
目次
- Bring Me The Horizon(ブリング・ミー・ザ・ホライズン)ってどんなバンド?
- 伝説となったブラジル公演、ついに音源化!
- 映画館でライブ体験?世界を巻き込んだ同時上映の衝撃
- 原点回帰の20周年!デスコアの名盤が再収録されるワケ
- 音楽の進化を止めないBMTHの魅力
- まとめ:今こそ彼らの音を浴びよう
さて、音楽ファンのみならず、最近ではファッション業界やゲーム界隈からも熱烈な視線を浴びているイギリス出身のバンド、「Bring Me The Horizon(ブリング・ミー・ザ・ホライズン)」。ファンからは「ブリングミー」「BMTH」という愛称で親しまれていますが、彼らの歩みはまさに「破壊と再生」の連続でした。
最初は耳をつんざくような激しいメタル(デスコア)からスタートした彼らですが、活動を続けるうちに電子音楽やポップス、さらにはヒップホップの要素までを飲み込み、今や世界中のフェスのヘッドライナーを務めるほどの巨大な存在へと進化しました。
「昔の激しいのが好きだったのに!」と嘆く古参ファンを、圧倒的なクオリティの新しいサウンドで「黙らせる」どころか「納得させてしまう」。そんな力技ができてしまうのが、ボーカルのオリヴァー・サイクス率いるBMTHの凄さなのです。
そんな彼らが、南米ブラジルのサンパウロで行った熱狂のライブが、ついにアルバム(ライブ盤)としてリリースされました。ブラジルの観客といえば、世界でもトップクラスの情熱を持つことで有名です。アーティストがステージに現れる前から地響きのような大合唱が起こり、一曲目から会場全体が爆発するような盛り上がりを見せる。そんな「奇跡の夜」が、最高の音質で私たちの手元に届いたのです。
今回のライブアルバムには、最新アルバム『POST HUMAN: NeX GEn』からの楽曲はもちろん、これまでのキャリアを網羅するようなセットリストが詰め込まれています。ライブ盤の醍醐味は、スタジオで録音された完璧な音源とは異なり、その場の空気感や、オリヴァーの生々しい叫び、そして何万人という観客の歌声が混ざり合う瞬間にあります。
ヘッドホンをして目を閉じれば、そこはもうサンパウロのアリーナ。熱気で服が張り付くような感覚さえ覚えるほど、臨場感たっぷりの仕上がりになっています。
今回のブラジル公演、実はただのライブではありませんでした。なんと、世界各国の映画館で同時上映(ライブビューイング)が行われるという、ロックバンドとしては異例の規模で展開されたのです。
「ライブは生で観るもの」という固定概念を打ち破り、チケットが取れなかったファンや、地理的に会場へ行けないファンのために、映画館の巨大スクリーンと爆音の音響システムで「同じ時間、同じ感動」を共有する。この試みは大きな話題を呼びました。
映画館でポップコーンを片手に、静かに座って観る……なんてことは到底不可能で、実際には映画館の座席で拳を突き上げるどころか前方ではファンがモッシュやダイブ、ウォールオブデスをしていたといいます。(会場によりOKらしいです)こうした「新しい音楽の届け方」を常に模索する姿勢こそが、彼らが時代の先端を走り続けられる理由の一つなのでしょう。
さて、古くからのファンにとって、今回のリリースに負けないくらい大きなニュースがあります。それは、彼らの初期の名盤、デスコア時代の金字塔ともいえる作品「Count Your Blessings」が20周年を記念して再収録(再レコーディング)されるという計画です。
「デスコア」といっても馴染みがないかもしれませんが、簡単に言うと、怪物のような低い唸り声(デスボイス)と、地響きのような激しいドラムが特徴の音楽ジャンルです。20年前、彼らがまだ10代の頃にリリースした楽曲たちは、若さゆえの怒りとエネルギーに満ち溢れていました。
そんな「若気の至り」とも言える楽曲を、今の、世界最高の技術と表現力を手に入れた彼らが再び演奏したらどうなるのか。これはもう、ファンにとっては「ご馳走」以外の何物でもありません。オリヴァーのボーカルの変化、現代の録音技術で蘇る重低音。20年前の自分たちへのアンサーソングのようなこのプロジェクトは、BMTHが自分たちの過去を否定せず、むしろ誇りに思っていることの証でもあります。
BMTHの面白いところは、次に何をやるか全く予想がつかないところです。ある時はシンフォニックなオーケストラを従え、ある時はゲーム『DEATH STRANDING』に楽曲を提供し、またある時は海外アーティストや日本のアーティスト(BABYMETALなど)とコラボレーションをする。
彼らにとってジャンルの壁は、飛び越えるためにあるのではなく、最初から「存在しない」ものなのかもしれません。今回のブラジル公演のアルバムを聴けば、その多彩な音楽性が一つの「BMTHというジャンル」に集約されていることがよくわかります。
激しいシャウトの直後に、切なく甘いメロディが流れ、次の瞬間にはダンスミュージックのようなビートが刻まれる。このジェットコースターのような展開に、最初は戸惑うかもしれません。しかし、一度そのスピード感に慣れてしまうと、普通の音楽では物足りなくなってしまう中毒性があるのです。
Bring Me The Horizonが届けてくれたサンパウロの熱狂は、単なるライブの記録ではありません。それは、絶えず変化し続け、挑戦し続けるバンドの「現在地」を刻んだ歴史的な資料でもあります。
デスコア時代の20周年記念再収録を控え、過去を振り返りながらも、ブラジル公演で見せたような圧倒的なスケールの未来を提示し続ける彼ら。もしあなたが「最近の音楽に刺激が足りないな」と感じているなら、ぜひこのアルバムを手に取ってみてください。
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