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2026.01.28

コラム

ワイヤレスマイクの選び方と注意点

目次

  1. はじめに:マイクの「コード」から解放される快感
  2. ワイヤレスマイクにはどんな種類がある?形の違いを知ろう
  3. 「2.4GHz」と「B帯」って何?初心者でもわかる電波の話
  4. 失敗しないための「選び方」3つのチェックポイント
  5. ここだけは注意!ワイヤレスマイクを使う際の落とし穴
  6. 「技適マーク」がないマイクは法律違反!?意外と知らないルール
  7. まとめ:あなたにぴったりの一本で、自由なパフォーマンスを
1. はじめに:マイクの「コード」から解放される快感

カラオケやプレゼンテーション、あるいはYouTubeのライブ配信などで、「マイクのコードが邪魔だな……」と感じたことはありませんか?足元に絡まるケーブルを気にしながら話したり歌ったりするのは、意外とストレスが溜まるものです。そんな悩みを一気に解決してくれるのが「ワイヤレスマイク」です。

最近では、プロが使うような高価なものだけでなく、数千円から手に入る家庭用のワイヤレスマイクも増えてきました。しかし、いざ買おうと思ってネットショップを覗いてみると、「デジタル2.4GHz」「アナログB帯」「赤外線方式」……といった専門用語が並んでいて、「結局どれを選べばいいの!?」と頭を抱えてしまう方も多いはずです。

この記事では、音楽や音響の知識が全くない方でも安心して選べるように、ワイヤレスマイクの選び方のコツと、絶対に知っておくべき注意点を分かりやすく、かつ深掘りしてお伝えしていきます。

2. ワイヤレスマイクにはどんな種類がある?形の違いを知ろう

ワイヤレスマイク

ワイヤレスマイクと一口に言っても、その形は用途によって様々です。まずは、自分が必要としているのはどのタイプなのかをはっきりさせましょう。

① ハンドヘルド型(手持ちタイプ)

一番なじみがあるのが、このタイプです。カラオケボックスにあるものと同じ形ですね。歌を歌うときや、司会者が手に持って話すときに最適です。マイク本体に送信機が内蔵されているので、これ一本あればOKという手軽さが魅力です。

② ラベリア型(ピンマイクタイプ)

テレビのインタビューなどで、胸元にちょこんとついている小さなマイクです。両手が自由に使えるので、料理の配信をしたり、身振り手振りを交えてプレゼンをしたりする場合に重宝します。

③ ヘッドセット型

頭に装着するタイプで、踊りながら歌うアーティストや、フィットネスのインストラクターがよく使っています。激しく動いても口元との距離が変わらないため、常に安定した音量を保てるのが最大のメリットです。

どの形を選ぶかは、「何をしている時に使いたいか」を想像するだけで自然と決まってくるはずですよ。

3. 「2.4GHz」と「B帯」って何?初心者でもわかる電波の話

ワイヤレスマイク選びで最も混乱するのが「電波の方式」です。ここを間違えると、「音がブツブツ切れる」「他の部屋の音を拾ってしまう」といったトラブルの原因になります。

● 2.4GHz(デジタル方式)

最近の主流です。Wi-FiやBluetoothと同じ電波を使っています。設定が非常に簡単で、スイッチを入れるだけで自動的に繋がることが多いのが特徴です。自宅での配信や、少人数での会議などには最適です。ただし、Wi-Fiが飛び交っている場所では、電波が干渉して音が途切れることがあるので注意が必要です。

● B帯(アナログ方式)

昔から日本のイベント現場などで愛用されてきた方式です。遮蔽物(壁や人の体など)に強く、音が途切れにくいという安心感があります。「とにかく安定性が一番!」という場合はこちらがおすすめです。また、同時に複数本のマイクを使いたい時にも、B帯の方が管理しやすい場合があります。

簡単に言えば、「家で手軽に使うなら2.4GHz、外の会場や失敗できない本番ならB帯」と覚えておくと良いでしょう。

4. 失敗しないための「選び方」3つのチェックポイント

さて、形と電波のことが分かったところで、実際に購入する際のチェックポイントを見ていきましょう。

① バッテリー駆動時間

ワイヤレスマイクは電池や充電で動きます。「本番の途中で電池が切れた!」というのは、ワイヤレスにおける最大の恐怖です。連続で何時間使えるのか、乾電池式なのか充電式なのかを必ずチェックしましょう。予備の電池が用意できる乾電池式は、意外と現場で重宝されます。

② 伝送距離(どこまで届くか)

スペック表に「30m」や「50m」と書かれている数字です。実際には壁などの障害物があると短くなるので、使う予定の場所の広さに対して、少し余裕を持ったスペックのものを選ぶのが賢明です。

③ 同時使用可能数

「将来的にマイクを2本、3本と増やしたい」と考えているなら、その製品が最大何本まで同時に使えるかを確認してください。安いモデルだと、1本しか使えない(2本目を使うと同じ電波がぶつかってしまう)こともあります。

5. ここだけは注意!ワイヤレスマイクを使う際の落とし穴

ワイヤレスマイクを手に入れた後、実際に使う際にもいくつか「お作法」があります。これを守らないと、どんなに良いマイクを買っても台無しになってしまいます。

一つ目は「受信機の位置」です。受信機(マイクの音を受け取る箱)を、棚の奥や機材の裏に隠してはいけません。マイクと受信機の間に障害物がない「見通しの良い場所」に置くのが鉄則です。

二つ目は「スマホとの距離」です。スマホが発する電波がワイヤレスマイクの受信機に悪影響を与えることがあります。マイクを使っている最中は、スマホを受信機から離しておくか、機内モードにするのがプロの現場の知恵です。

三つ目は「電池の管理」。使い終わったら必ず電池を抜きましょう。入れっぱなしにすると液漏れの原因になり、数万円するマイクが壊れてしまうこともあります。これは本当によくある失敗なので、習慣にしたいですね。

6. 「技適マーク」がないマイクは法律違反!?意外と知らないルール

最後に、最も重要なお話をします。日本国内でワイヤレス機器(電波を発するもの)を使うには、国の定めた基準をクリアしている証明である「技適マーク(技術基準適合証明)」が必要です。

海外の格安通販サイトなどで売られている非常に安いマイクの中には、このマークがついていないものがあります。実は、マークのないマイクを日本国内で使用すると、使った本人が電波法違反に問われる可能性があるのです。

「知らなかった」では済まされないルールですので、購入する際は必ず「国内正規品」であることや、商品説明に「技適マーク取得済み」と書かれていることを確認してください。有名なメーカー(SHURE、Audio-Technica、Sennheiserなど)の日本向け製品であれば、まず間違いありません。

7. まとめ:あなたにぴったりの一本で、自由なパフォーマンスを

ワイヤレスマイクの世界は奥が深いですが、ポイントさえ押さえれば決して怖いものではありません。

用途に合った形を選ぶ

電波の特性を知る(家なら2.4GHz、現場ならB帯)

技適マークを確認する

この3点を意識するだけで、あなたのパフォーマンスは劇的に自由になります。コードの呪縛から解き放たれ、思いっきり動き回りながら、あなたの「声」を届けてみませんか?

「ワイヤレスマイクを手に入れた。次はもっと魅力的に歌いたい!」 そんな風に思ったら、ぜひその声をプロに磨いてもらいませんか?

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