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ミセスのレコ大3連覇!これってどのくらいすごい?

目次

  1. 日本音楽史の塗り替え!Mrs. GREEN APPLEが成し遂げた伝説
  2. そもそも「日本レコード大賞」って、どんなに凄いの?
  3. 歴代の覇者たち――「3連覇」という限られた者しか入れない聖域
  4. なぜミセスだったのか?時代を味方につけた「圧倒的共感力」
  5. 大森元貴という規格外の才能――ハイトーンだけじゃない「声」の力
  6. サブスク時代の「王者」の定義を変えたミセスの功績
  7. 最後に:彼らのような「心を震わせる声」を目指すあなたへ

日本音楽史の塗り替え!Mrs. GREEN APPLEが成し遂げた伝説

2025年12月30日、新国立劇場のステージで、またしても彼らの名前が呼ばれました。 「第67回輝く!日本レコード大賞、大賞は……Mrs. GREEN APPLE!」

その瞬間、SNSは歓喜の渦に包まれ、テレビの前のファンは拍手喝采を送り、そして音楽関係者は「ついにここまでの記録を作ったか」と深い感銘を受けました。2023年の『ケセラセラ』、2024年の『ライラック』、そして2025年、再び彼らは頂点に立ちました。

「ミセス」の愛称で親しまれる彼らが成し遂げた「日本レコード大賞3連覇」。今の若い世代からすれば「勢いのあるバンドだから当然かな?」と思うかもしれませんが、実はこれ、日本の音楽史をひっくり返すほどのとんでもない出来事なのです。今回は、その「凄さの正体」を、誰にでも分かりやすく解き明かしていきたいと思います。

2. そもそも「日本レコード大賞」って、どんなに凄いの?

音楽にあまり興味がない方のために、まず「日本レコード大賞(通称:レコ大)」の重みについてお話しします。レコ大は1959年に始まった、日本で最も歴史と権威のある音楽賞です。

野球で言えば日本シリーズのMVP、映画で言えばアカデミー賞のようなものです。単に「CDがたくさん売れた」とか「YouTubeの再生数が多い」という数字だけでなく、曲の完成度、大衆への浸透度、そして「その年を象徴する音楽だったか」という芸術性と社会性の両面が審査されます。

昭和、平成、令和と時代が流れる中で、その年の一番輝いた曲を決める。この栄冠を手にするだけでもアーティストにとっては一生の宝物ですが、それを3年連続で勝ち取るというのは、宝くじを3回連続で当てるような、あるいはオリンピックで3大会連続金メダルを取るような、奇跡的な継続性が必要なのです。

3. 歴代の覇者たち――「3連覇」という限られた者しか入れない聖域

レコ大の長い歴史の中で、3連覇以上を達成したアーティストは、Mrs. GREEN APPLEを除いて、実はたったの2組しか存在しません。

一組目は、平成の歌姫・浜崎あゆみさん(2001年〜2003年)。 二組目は、ダンス&ボーカルグループの金字塔・EXILE(2008年〜2010年)。

どうでしょうか。この名前を見ただけで、どれほど特別な「聖域」であるかがお分かりいただけるはずです。浜崎あゆみさんもEXILEも、単なる人気歌手ではなく、当時のファッションや若者のライフスタイル、社会現象そのものを支配していた存在でした。

Mrs. GREEN APPLEがここに名を連ねたということは、彼らが単なる「流行りのバンド」ではなく、令和の音楽シーンにおける「絶対的な象徴」になったことを意味しています。特にバンド形式で、これほどまでの長期政権を築き上げたのは、前例のない快挙なのです。

4. なぜミセスだったのか?時代を味方につけた「圧倒的共感力」

では、なぜMrs. GREEN APPLEは3年もの間、トップを走り続けることができたのでしょうか。その最大の理由は、彼らの楽曲が持つ「現代人の心に寄り添う圧倒的な共感力」にあります。

今の時代、私たちは常にSNSで誰かと自分を比べ、目に見えない将来に不安を感じ、疲れ果てています。そんな時、ミセスの音楽は「頑張れ!」と無理に背中を押すのではなく、「今の君のままでいいんだよ」「その痛みには意味があるんだよ」と、隣で優しく肯定してくれるのです。

2023年の『ケセラセラ』は「なんとかなるさ」という魔法の言葉を届け、2024年の『ライラック』は青春の青臭さと美しさを描き出し、2025年もまた、私たちの日常の機微を鮮やかに歌い上げました。毎年、まるで私たちの心を見透かしたかのようなタイミングで、最高の「お守り」のような曲を届けてくれる。この信頼関係こそが、高い支持を維持し続けられた秘訣でしょう。

5. 大森元貴という規格外の才能――ハイトーンだけじゃない「声」の力

ミセスの凄さを語る上で、フロントマン・大森元貴さんの存在は欠かせません。 彼の歌唱力は、プロの音楽家から見ても「異次元」の域に達しています。

多くの人が驚くのは、その驚異的な「ハイトーンボイス(高い声)」でしょう。女性でも出すのが難しいような高音を、力強く、かつ繊細に歌いこなす技術は圧巻です。しかし、本当に凄いのは高い声が出るということだけではありません。

ささやくような低音から、突き抜けるような高音、そして地声と裏声を瞬時に切り替えるテクニック。それらすべてを「感情を伝えるための道具」として完璧にコントロールしているのです。歌の中に喜び、悲しみ、怒り、慈しみ……人間が持つすべての感情が多層的に織り込まれているからこそ、聴き手は思わず涙し、心が震えるのです。

作詞、作曲、編曲、さらにはダンスまでこなす多才な彼ですが、その中心にあるのは、常に「言葉を届けるための歌声」へのあくなき探求心。3連覇という偉業は、大森さんの底知れない表現力があったからこそ成し遂げられたと言っても過言ではありません。

6. サブスク時代の「王者」の定義を変えたミセスの功績

かつてのレコ大は「CD売上」が大きな指標でした。しかし、今はストリーミング(サブスク)の時代です。いつでも、どこでも、誰でも無料で音楽を聴ける環境において、一つのアーティストを3年も熱狂的に支持し続けるのは、実は昔よりも難しくなっています。

次から次へと新しい流行が生まれては消えていく中で、ミセスは「常に新しい挑戦」をし続けることで、リスナーを飽きさせませんでした。オーケストラのような壮大なサウンドから、疾走感のあるバンドサウンド、そしてダンスを取り入れたエンターテインメントまで。

「次はどんな景色を見せてくれるんだろう?」という期待を裏切らないクオリティの高さ。これこそが、現代における「本当の王者」の姿なのかもしれません。Mrs. GREEN APPLEの3連覇は、デジタル時代の音楽のあり方を一つ完成させた、歴史的なマイルストーン(道標)となったのです。

7. 最後に:彼らのような「心を震わせる声」を目指すあなたへ

Mrs. GREEN APPLEの3連覇というニュースを見て、彼らのパフォーマンスに胸を打たれ、「自分もあんな風に歌えたらいいな」「あんなに自由に声を操ってみたい」と感じた方も多いのではないでしょうか。

大森元貴さんのような天才的な歌声も、実は正しい体の使い方や発声の基礎を積み重ねた結果として存在しています。歌は才能だけではありません。自分の声をどう育て、どう磨いていくかを知ることで、誰でも自分の中に眠っている「表現の可能性」を引き出すことができるのです。

オーラボイスボーカルスクールでは、ミセスの楽曲のような難易度の高い曲に挑戦したい方はもちろん、「まずは大きな声で気持ちよく歌いたい」という初心者の方まで、幅広くサポートしています。

マンツーマンのレッスンを通じて、あなたの声の個性を活かしながら、憧れの歌声に一歩ずつ近づいてみませんか?ミセスの音楽が教えてくれた「自分を表現する喜び」を、今度はあなた自身が体験する番です。

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