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2度目の紅白出場!backnumberの魅力

目次
- お茶の間を震わせた2度目の紅白――2025年のハイライト
- なぜ私たちの心に突き刺さるのか?「弱さ」を肯定する歌詞の魔力
- 依与吏さんの「震える歌声」が持つ、唯一無二の表現力
- 「水平線」から始まった、全世代へのエール
- 「スター」ぶらない、隣にいてくれるような安心感
- 最後に:憧れの歌声に一歩近づくために
お茶の間を震わせた2度目の紅白――2025年のハイライト
2025年の大晦日、皆さんはどのように過ごされましたか?多くの音楽ファンが待ち望んでいた瞬間の一つが、『第76回NHK紅白歌合戦』へのback numberの登場だったのではないでしょうか。
2022年に特別企画として初出場を果たしてから3年。今回は満を持して白組の一員として、2度目の紅白のステージに立ちました。披露されたのは、NHKウィンタースポーツテーマソングとして冬の空気を彩った『どうしてもどうしても』、そして今や国民的行事の合唱曲のような存在感を持つ『水平線』のスペシャルメドレー。
派手な演出に頼ることなく、3人の楽器の音と、清水依与吏さんの歌声だけで空間を支配するその姿に、テレビの前で思わず聴き入ってしまった方も多いはずです。「2度目」という重圧を感じさせない、むしろ「今の自分たちの歌をただ届けたい」という真摯な姿勢が、画面越しにも熱く伝わってくる素晴らしいパフォーマンスでした。
back numberの最大の魅力といえば、やはり「歌詞」を外すことはできません。彼らの歌はよく「失恋ソングの王道」と言われますが、その本質は単なる悲恋物語ではありません。
彼らが描くのは、私たちが普段、格好をつけて隠している「情けない自分」や「言いたくても言えなかった独り言」です。例えば、好きな人を想うあまりに空回りしてしまったり、終わった恋をいつまでも引きずって情けなく泣いてしまったり……。そんな、誰にでもあるけれど人には見せたくない心の裏側を、彼らは隠すことなく言葉にしてくれます。
難しい言葉は使いません。誰もが知っている日常の言葉を使いながら、「そうそう、その気持ちを分かってほしかったんだ」と思わせる絶妙な角度で心を突いてくるのです。自分の「弱さ」を誰かが肯定してくれているような感覚。これが、若者から大人まで幅広い層に共感される大きな理由です。
歌詞の魅力を最大限に引き出しているのが、ボーカル清水依与吏さんの歌声です。彼の歌い方には、他の誰にも真似できない特徴があります。それは、語尾やフレーズの端々に宿る「震え」です。
音楽的に言えばビブラートの一種かもしれませんが、彼のそれは技術的なコントロールを超えた、まるで今にも泣き出しそうな、あるいは感情が溢れて止まらないような「心の揺れ」そのもののように聴こえます。
高音域での切ない響きや、絞り出すような低音。音楽に詳しくない人が聴いても、「この人は心からこの歌を歌っているんだ」と直感的に分かってしまう。その圧倒的な説得力こそが、ライブ会場や紅白という大舞台で聴く者の涙を誘う正体なのです。完璧に整った綺麗な歌声よりも、どこか人間らしい「不器用な熱量」を感じさせる声に、私たちはどうしようもなく惹きつけられてしまうのでしょう。
今回の紅白でも披露された『水平線』という楽曲は、back numberにとって大きな転換点となりました。もともとこの曲は、コロナ禍でインターハイ(全国高校総合体育大会)が中止になり、悔しい思いをした高校生たちに向けて書き下ろされたものです。
しかし、その優しさは学生たちだけでなく、先行きの見えない不安の中にいたすべての人々の心に深く浸透しました。「正しさを別の正しさで 塗り替える」という歌詞に救われた人は数え切れません。
それまでの彼らが「個人の恋愛」を深く掘り下げていたとするならば、この曲を境に「人生という長い旅路に寄り添う」という、より大きな愛を持ったバンドへと進化したように感じられます。お孫さんと一緒に聴いているお年寄りや、仕事帰りの車内で涙するお父さん。そうした世代を超えた支持は、彼らが誰の隣にも等しく立って歌い続けてきた結果なのです。
日本を代表するトップバンドになっても、彼ら3人からは「俺たちはスターだ」という傲慢な雰囲気が一切感じられません。インタビューやライブのMCを見ていても、常に謙虚で、どこか自分たちを客観的に見ているような、いい意味での「普通さ」があります。
それは、自分たちのルーツである群馬での生活や、売れない時期の苦労を忘れていないからかもしれません。だからこそ、聴き手である私たちも「この人たちなら、自分のこのちっぽけな悩みも分かってくれるはずだ」という全幅の信頼を寄せることができるのです。
手が届かない雲の上の存在ではなく、同じように悩み、同じように壁にぶつかりながら歩んでいる仲間のような存在。この「距離感の近さ」こそが、ストリーミング再生回数が何億回を突破しても変わらない、back numberの最大の武器といえるでしょう。
back numberの歌を聴いていると、「こんな風に感情を込めて歌ってみたい」「自分の想いを声に乗せて届けたい」と感じる方も多いのではないでしょうか。歌は、テクニックだけでなく「心」をどう声に乗せるかが大切です。
「高い声が出ない」「歌うと喉が痛くなる」といった悩みをお持ちの方も、正しいトレーニングを積めば、今よりもずっと自由に、自分らしく歌えるようになります。
オーラボイスボーカルスクールでは、一人ひとりの声質や個性を活かしながら、表現力を磨くための丁寧なレッスンを行っています。清水依与吏さんのような、聴く人の心に届く歌声を目指してみませんか?
まずは一歩、踏み出してみることで、あなたの日常にもっと音楽の彩りが増えるはずです。気になる方は、ぜひ公式サイトをのぞいてみてくださいね。