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「雪」をテーマにした名曲特集

街のイルミネーションが点灯し、吐く息が白くなると、不思議と聴きたくなる音楽が変わってきませんか?
夏には開放的なサマーチューンで盛り上がっていた心も、冬の訪れとともに、少ししっとりとしたメロディや、人肌恋しくなるような歌詞を求めるようになります。
特に「雪」をテーマにした楽曲は、日本の音楽シーンにおいて数々の名曲を生み出してきました。雪の白さ、冷たさ、そして静寂。それらが、切ない恋心や温かい思い出をより一層引き立ててくれるからでしょう。
「あ、この曲聴くと冬が来たって感じるなあ」
「カラオケでこの時期になると絶対歌っちゃう」
今回は、そんな誰もが知っている「雪の名曲」をピックアップし、その曲がなぜ私たちの心を掴んで離さないのか、そしてカラオケでその曲を素敵に歌いこなすためにはどうすればいいのか、ボイストレーニングの視点も交えながらご紹介していきます。
懐かしいあの曲から、令和のヒットソングまで。この冬、あなたのプレイリストやレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか?
目次
なぜ「雪の歌」は心に響くのか? 冬ソングの秘密

みなさんは、イントロを数秒聴いただけで「あ、これは冬の曲だ」と直感的に分かった経験はありませんか? 歌詞を聞く前なのに、情景として雪景色が浮かぶ。これには実は、楽器や音色のトリックがあるんです。
もっとも分かりやすいのが「鈴の音(スレイベル)」です。
シャンシャンシャン…というあの音色は、元々はソリにつける鈴の音。私たちの脳には「シャンシャン=雪=クリスマスや冬」というイメージが深く刷り込まれています。ポップスでは、この音が入るだけで一気に気温が下がったような演出ができるのです。
また、ピアノやストリングス(バイオリンなど)の高音をキラキラと鳴らすことで、氷の結晶や舞い散る粉雪を表現することもあります。これらの音は「硬くて冷たい」印象を与えるため、冬の澄み切った空気感を出すのにぴったりなんですね。
そして歌詞の世界観。雪は「降り積もる(=想いが募る)」「溶けて消える(=恋の終わりや儚さ)」という比喩として非常に使いやすいモチーフです。だからこそ、雪ソングにはドラマチックなバラードが多いのかもしれません。
【しっとりバラード編】声にならない想いを歌う
では、ここからは具体的な名曲を見ていきましょう。まずは、カラオケランキングでも常に上位に入るバラードたちです。
● 中島美嘉『雪の華』
2003年のリリース以来、日本国内だけでなく世界中でカバーされている冬のアンセムです。
この曲の魅力は、なんといってもAメロ・Bメロの「低音の響き」と、サビでの「ファルセット(裏声)の美しさ」のコントラストでしょう。
冒頭の「伸びた影を〜」の部分は、まるで寒さで身体が縮こまっているかのように、静かに、少しダークなトーンで始まります。しかしサビの「雪の華を〜」で一気に視界が開けるように高音へ抜けていく。この抑揚が、冬の静けさと情熱を見事に表現しています。
歌う時は、サビの高音を張り上げるのではなく、優しく置くように歌うのがポイントです。
● レミオロメン『粉雪』
ドラマの挿入歌として大ヒットしたこの曲。サビの「こな〜〜〜ゆき〜〜〜」の部分は、誰しも一度は真似して叫んだことがあるのではないでしょうか。
この曲の難所は、やはりそのサビの爆発力です。
多くの人がここで喉を締めてしまい、「苦しい!声が出ない!」となってしまいがち。実はここ、単なる地声で叫ぶと喉を痛めます。「ミックスボイス」といって、裏声のような響きを持ちながら芯のある声を出す技術が必要になるのですが、コツとしては「遠くの山に向かって『おーい』と呼ぶ感覚」を持つこと。
自分の目の前ではなく、会場のずっと後ろの壁に向かって声を投げるイメージで歌うと、詰まりが取れて伸びやかな高音になりやすいですよ。
【ゲレンデ定番編】冬の寒さを吹き飛ばすエネルギー
しっとりした後は、パッと明るい曲で暖まりましょう。
● 広瀬香美『ゲレンデがとけるほど恋したい』
「冬の女王」こと広瀬香美さんの代表曲。スキー場のリフトに乗っていると必ずどこかから聞こえてくる、あの曲です。
最近ではTikTokなどのSNSでダンスとともにリバイバルヒットし、若い世代にも浸透していますね。
この曲の特徴は、突き抜けるようなハイトーンと、畳み掛けるようなリズム感です。
歌う時のコツは「笑顔」です。冗談ではなく、頬の筋肉(表情筋)を上げてニコッと笑った状態で歌うと、声のトーンが明るくなり、高音も出しやすくなります。
歌詞の内容もポジティブ全開なので、恥ずかしがらずにアイドルになりきって歌うのが、この曲を一番魅力的に聴かせる方法です。
雪の曲を「冬っぽく」歌うための魔法のテクニック
いくつかの楽曲を紹介しましたが、どの「雪ソング」にも共通して使える、雰囲気をグッと高めるテクニックを一つ伝授します。
それは「語尾を丁寧に消す」ことです。
夏の元気な曲であれば、語尾を「だー!」「ねー!」と元気に放り投げるように歌っても勢いがあって良いのですが、冬の曲、特に雪をテーマにした曲でそれをやると台無しになってしまいます。
雪が地面に落ちてスッと溶けるように、あるいは雪が音を吸収してシンと静まり返るように、フレーズの最後を丁寧に、フェードアウトさせるように歌ってみてください。
音の切り際まで意識を集中させるだけで、あなたの歌声に「余韻」が生まれます。この余韻こそが、聴き手に「なんだか切ないな」「沁みるな」と思わせる正体なのです。
マイクを口元から少し遠ざけながら声を細くしていく、というマイクパフォーマンスを併用するのも効果的ですよ。
まとめ:冬の思い出を歌に乗せて
雪をテーマにした楽曲特集、いかがでしたでしょうか。
冬の歌は、ただ音程をなぞるだけでなく、その背景にある情景(白い息、イルミネーション、寒さ、温もり)をイメージしながら歌うことで、驚くほど表現力がアップします。
「高音が出なくて『粉雪』が歌えない…」
「もっと感情を込めてバラードを歌いたい」
もしそんな風に、歌いたい曲があるのに技術が追いつかないと感じたら、ぜひ一度プロのアドバイスを受けてみてください。
独学では気づけなかった「身体の使い方」や「声の響かせ方」を知るだけで、あの難曲があなたの十八番(オハコ)に変わるかもしれません。
寒い冬こそ、身体を動かして歌を歌い、心も身体もポカポカになりましょう。
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