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2025.10.10

コラム

ハロウィンをテーマにした楽曲特集

ハロウィン

ハロウィンを歌で盛り上げよう!


仮装して街を歩いたり、友人とパーティーを開いたり──ハロウィンは「非日常」を楽しむイベントですよね。
そんな特別な夜に欠かせないのが、雰囲気を一気に盛り上げてくれる音楽です。

今回は、映画音楽から日本のポップス、さらにはボカロ楽曲まで、ハロウィンをテーマにした名曲を一挙紹介します。


目次


1. Danny Elfman — This Is Halloween

映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993年公開)に登場する楽曲で、作曲は映画音楽の巨匠ダニー・エルフマン。
この映画自体がハロウィンとクリスマスの間を舞台にしたダーク・ファンタジーなので、「ハロウィンソングといえばこれ!」と言えるかどうかは諸説ありますが……。

特徴は、オーケストラと合唱による不気味さと楽しさの両立。
曲中には登場人物たちが次々と声を重ね、ハロウィンの街の住人たちが行進するような雰囲気が描かれています。
子どもから大人まで、誰が聴いても「ハロウィン気分」になれる王道ソングです。

 

2. John Carpenter — Halloween Theme

ホラー映画『ハロウィン』(1978年公開)のテーマ曲。作曲者は映画監督でもあるジョン・カーペンター本人
シンプルなピアノのフレーズが延々と繰り返されることで、じわじわと迫りくる恐怖を表現しています。

この曲のすごさは、楽器編成が最小限にもかかわらず「背筋がゾクッ」とするほどの緊張感を生み出していること。
現在でもホラー映画やお化け屋敷のBGMとして多用されており、いわば「恐怖の代名詞」となっています。
静かな夜に聴けば、誰もいないはずの背後から足音が聞こえてくるかもしれません…。

 

3. きゃりーぱみゅぱみゅ — Crazy Party Night 〜ぱんぷきんの逆襲〜

日本における「ハロウィン・ポップス」の代表曲といえばこの一曲。
2015年リリースのシングルで、きゃりーらしいカラフルかつポップなサウンドに、不気味でユーモラスな歌詞が乗せられています。

歌詞には「かぼちゃ」「モンスター」といったハロウィンのモチーフが散りばめられ、MVも仮装パーティーをそのまま映像化したような内容。
子どもたちが楽しむハロウィンとは違い、クラブ的な大人のパーティーを連想させる側面もあり、日本の都市型ハロウィンイベントを象徴する一曲とも言えるでしょう。

 

4. ハチ(米津玄師) — Mrs.Pumpkinの滑稽な夢

ボカロP「ハチ」として活動していた米津玄師が2009年に発表した楽曲。初音ミクが歌うこの曲は、ハロウィンを象徴するかぼちゃ=パンプキンを題材にしたコミカルで幻想的な一曲です。

ジャズ風のリズムにのせて展開されるメロディは不気味さと楽しさを兼ね備えており、ボカロ曲の中でも長年ハロウィンの定番として親しまれています。
「歌ってみた」「踊ってみた」など、ユーザーによる二次創作が多いのも特徴で、インターネット文化におけるハロウィンソングの象徴といえるでしょう。

 

5. King Gnu — So Bad

2025年のUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)「ハロウィン・ホラーナイト」のメインテーマとして起用された楽曲。
King Gnuならではの重厚なサウンドとダークな世界観が、パークのホラー演出と見事に融合しました。

「KingGnu is dead」という衝撃的な歌詞から始まるこの楽曲。
ライブ感を重視したビッグなサウンドに、ダークなリフと不穏なリズム。パートごとにガラリと曲調の変わる仕掛けなど、何度聴いても全く飽きが来ません。
ハロウィンというイベントの「恐怖」と「高揚感」を音で体現した貴重な一曲です。
USJのハロウィンに行ったことがある人なら、この曲を聴くだけであの熱狂が蘇るはずです。

 

6. まとめ:音楽があればハロウィンはもっと楽しい!

今回紹介した楽曲は、いずれも「ハロウィン」というテーマを異なる角度から描いています。
映画音楽からは恐怖と不気味さを、J-POPからは賑やかな仮装パーティーを、そしてボカロやバンドサウンドからはネット文化やライブ感を。
音楽のジャンルによって、同じ「ハロウィン」でも全く違う世界観が広がっていくのです。

これからハロウィンのプレイリストを作る方は、ぜひ今回の楽曲を取り入れてみてください。
スピーカーから流れる音楽ひとつで、部屋の雰囲気も仮装パーティーの盛り上がりも、何倍にも広がりますよ。

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