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2025.10.06
コラム滑舌が試される!早口言葉みたいな曲を紹介
早口言葉みたいな曲で歌唱力アップ?!
「生麦生米生卵!」
子どものころに挑戦した早口言葉、うまく言えずに笑ってしまった経験ありませんか?
実は音楽の世界にも、まるで早口言葉みたいな曲がたくさんあるんです。しかも、ただ速いだけじゃなく、ユーモアや遊び心が詰まっていて、聴いていると口ずさみたくなるものばかり。
今日はそんな楽曲をいくつかご紹介いたします。
目次
スキャットマン・ジョン「Scatman (Ski-Ba-Bop-Ba-Dop-Bop)」
1994年に世界中でヒットしたこの曲。「スキャット」と呼ばれる即興的な発声をポップスに大胆に取り入れ、まるで人間ドラムマシンのように言葉を畳みかけます。
「Ski-Ba-Bop-Ba-Dop-Bop!」と、舌がもつれそうなフレーズを何度も繰り返し、英語圏でも「歌えるようになると快感!」と言われた曲です。
さらにこの曲は、スキャットマン・ジョン自身が吃音と向き合った経験を背景に、「If the Scatman can do it, so can you」という前向きなメッセージを込めて制作したことでも知られています。歌うたびに「自分もやれる!」と勇気をくれる一曲です。
みんなのうた「かむかもしかもにどもかも!」
NHK「みんなのうた」(2019年10〜11月放送)で話題になったユーモラスな楽曲。タイトルからしてすでに早口言葉のオンパレードです。
歌詞には「かむかもしかもにどもかも!」と意味があるんだかないんだかわからないフレーズが連発。リズムに合わせて言うと不思議と口が回るようになってきます。
子ども向けの歌なのに、大人でも息切れするほどのスピード感。アニメーションも合わせて観ると、コミカルさ倍増です。
発声練習としても優秀で、ボーカルトレーナーの間でも滑舌トレーニングにおすすめされることがあります。
ドリフターズ「ドリフの早口ことば」
昭和の名コントグループ、ザ・ドリフターズが1981年にリリースしたシングル曲。
いかりや長介さんの合図で始まり、メンバー全員が一斉に早口言葉を歌い上げる…という、笑いと音楽が融合した名物ネタです。
「バスガス爆発」や「赤巻紙青巻紙黄巻紙」といった定番フレーズを、音楽に乗せて歌い切るのが痛快!
テレビの前で一緒に言おうとして噛んでしまうのもお約束でした。今見返しても、そのテンポの良さに感心します。
なぜ早口曲は楽しい?練習効果も解説
早口言葉みたいな曲は、ただの“おもしろ枠”ではありません。
実は滑舌・発声・リズム感を鍛える絶好のトレーニングになります。
- 滑舌アップ:舌や口まわりの筋肉を使うので、はっきりした発音の練習になる。
- リズム感強化:速いテンポに乗るので、音楽のタイミング感覚が養われる。
- 表現力アップ:コミカルに言う、怒ったように言うなど感情を乗せると、声にニュアンスがつく。
カラオケで挑戦してみると、意外と盛り上がります。「スキャットマンをノーミスで歌える人選手権」なんてやったら、場が一気に和みそうです。
オーラボイスボーカルスクールの紹介
「自分も挑戦してみたいけど、口が回らない…」という人は、ボーカルレッスンで基礎からトレーニングするのがおすすめです。
名古屋(名駅・栄・今池)にあるオーラボイスボーカルスクールでは、大人向けマンツーマンレッスンで発声や滑舌の強化も行えます。
早口曲に挑戦できるくらい滑舌が良くなれば、普段の会話もクリアに聞こえて好印象に。
楽しく歌いながら、声もコミュニケーション力も鍛えてしまいましょう!