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2025.09.07
女性ボーカルのデスボイス特集:日本と海外の代表的アーティスト
デスボイス(グロウル、スクリーム)は、かつては男性ボーカルの専売特許と考えられていました。
しかし近年は女性ボーカルもメタルやラウドシーンで強烈な存在感を放っています。
今回は、日本と海外の女性デスボイス・スクリーマーを代表曲やライブパフォーマンスと共に紹介します。
🌸 日本の女性デスボイス・スクリーマー
ユキナ(花冷え。)
花冷え。は、ポップでキャッチーなメロディと凶暴なデスボイスを融合させる日本発のガールズバンド。
代表曲:「O・TA・KUラブリー伝説」「Tobikkiri Jikken」など。
特に「O・TA・KUラブリー伝説」は海外でも大きなバズを生み、ユキナのキュートな姿と鋭いスクリームのギャップが注目されました。
坂本華奈(HAGANE)
メタルバンド HAGANE のボーカル。正統派のメロディックメタルに鋭いスクリームを加え、楽曲に独自の迫力を与えています。
代表曲:「Labradorite」や「SuperVillan」。
ライブ映像では、華奢な体から想像もつかない力強いグロウルが響き渡り、観客を圧倒します。
m!sa(Vo)(story of hope/2017年に解散)
日本のメタルコア系バンド story of hope の元ボーカル。2017年に解散しましたが、その存在は今も語り継がれています。
代表曲:「Forever」。鋭いスクリームと叙情的なメロディの対比がバンドの大きな武器でした。
🌍 海外の女性デスボイス・スクリーマー
アリッサ・ホワイト=グラズ(Arch Enemy)
現在の Arch Enemy のフロントウーマン。圧倒的なライブパフォーマンスで世界中のメタルファンを魅了しています。
代表曲:「War Eternal」。
2014年の公式MVは、彼女の加入後初の作品であり、そのカリスマ性を世界に知らしめました。
アンジェラ・ゴソウ(元 Arch Enemy)
アリッサの前任で、女性デスボイスの先駆者。
代表曲:「Nemesis」。
低音の効いたグロウルと存在感のあるパフォーマンスで、メタル界に大きな足跡を残しました。
タチアナ・シュメイリュク(Jinjer)
ウクライナ出身のプログレッシブメタルバンド Jinjer のボーカル。クリーンとスクリームの切り替えは業界屈指。
代表曲:「Pisces」。
YouTube のスタジオライブ映像では、落ち着いたクリーンから突然スクリームに切り替わる瞬間が大きな衝撃を与えました。
コートニー・ラプランテ(Spiritbox)
近年最も注目されている女性スクリーマーのひとり。
代表曲:「Holy Roller」。
攻撃的で重厚なスクリームが炸裂し、同曲はバンドのブレイクスルーとなりました。
Emily Armstrong(Dead Sara、Linkin Park)
アメリカのロックバンド Dead Sara のフロントウーマンで、2024年の Linkin Park 再結成時に加入。
代表曲:Dead Sara「Weatherman」、Linkin Park「The Emptiness Machine」(アルバム『From Zero』収録)。
シャウトとスクリームを交えた激しい歌唱は、Linkin Park の新章を象徴しています。
Poppy
ポップなアイドル的存在からメタルへと転身した異色のアーティスト。
代表曲:「I Disagree」。
甘い声と激しいスクリームが交差する独自の世界観で、新しいジャンルの扉を開きました。
まとめ
女性ボーカルのデスボイスは、男性に比べて声帯のサイズや厚みが異なるため独自の響き方をします。
しかし、それを武器にした鋭さ・ギャップ・表現力は男性以上のインパクトを放つことも少なくありません。
日本では花冷え。や HAGANE がポップとメタルの融合を体現し、海外では Arch Enemy や Jinjer が圧倒的なステージングを見せています。
そして Emily Armstrong や Poppy のように、ジャンルを越境して新たな表現を切り拓く存在も登場しました。
これからのメタルシーンは、女性スクリーマーの活躍によってさらに多彩になっていくでしょう。