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「天使にラブソングを」みたいに歌いたい! 初心者のためのゴスペル入門
はじめに:映画のようにゴスペルを歌いたい
「天使にラブソングを」(原題:Sister Act)を観て、
「あんな風に歌ってみたい!」と思った方も多いのではないでしょうか。
ゴスペルは魂を震わせる音楽。
力強くて、でも心に沁みる——そんな魅力に惹かれるのも無理はありません。
でも、いざ歌ってみようとすると…
「声が出ない」「リズムに乗れない」「地味になる」
そんな壁にぶつかってしまいがちです。
ここではまったくの初心者でも憧れのゴスペルを歌えるようになるためのポイントを、わかりやすく解説します。
ゴスペルってどんな音楽?
- アメリカ黒人教会にルーツを持つ音楽
- 主にコーラススタイル
- 感情のこもった“シャウト”や“リフ”が魅力
- リズムが命! リズムに乗ることが前提
- ソロ(リード)とコーラスの掛け合いが基本
音程や正確さよりも、感情とリズムの一体感が大切。まさに「魂で歌う」音楽です。
ゴスペルの発声はクラシックとは違う
地声をしっかり鳴らす
「声を張る」と「怒鳴る」は違います。
胸に響く“地声”を鍛えるのが基本です。
鼻にかけず、喉を締めず、胸とお腹で声を支える感覚を身につけましょう。
息をたっぷり使う
ブレスの量が命です。
しっかり吸って、息の流れに声を乗せる感覚が必要です。
クラシックよりもずっと“空気をたくさん使う”ことが重要です。
ビブラートとフェイクを学ぶ
感情を込めるには、自然なビブラートが効果的です。
また、音を装飾する“フェイク”という歌い回しもゴスペルの大きな特徴です。
※いきなりやろうとせず、最初は真似から始めましょう。
初心者がリズムに乗るには?
手拍子を体に染み込ませる
まずは音源に合わせて手拍子だけでもOK。
ゴスペルの多くは裏拍(リズムの「うら」)に手を叩きます。
繰り返すうちに、自然とリズム感が養われます。
ノリ=全身のグルーヴ
声だけでリズムを取ろうとせず、
体全体でリズムを感じて動かすことが大切です。
- 軽く体を揺らす
- 膝を使ってリズムを取る
- 軽くジャンプするような動きも◎
“ノっている”ことこそが、ゴスペルの魅力です。
表現力がいちばん大事
ゴスペルは、うまさよりも伝える力。
正確さよりも、感情をのせることが何より大切です。
- 笑顔で歌う
- 涙をこらえて歌う
- 誰かに語りかけるように歌う
あなたの「気持ち」がそのまま音になる、
それがゴスペルの醍醐味です。
練習におすすめのゴスペル曲
曲名 | 難易度 | 特徴 |
---|---|---|
Oh Happy Day | ★★☆☆☆ | 映画でも有名。明るく覚えやすい |
Joyful Joyful | ★★★★☆ | 高速テンポでリズムの練習に最適 |
Amazing Grace | ★☆☆☆☆ | ゆったりしたテンポで感情を込めやすい |
ゴスペルを学べる教室も
独学で不安な方は、ゴスペルを学べるボーカルスクールもおすすめです。
たとえば、
オーラボイスボーカルスクールでは、
地声発声、ブレス、リズム、表現力まで初心者に優しくレッスンしています。
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まずは気軽に声を出してみましょう。
まとめ
- ゴスペルは「魂で歌う」音楽
- 地声・ブレス・リズム・感情がすべてのカギ
- 初心者は「Oh Happy Day」から始めるのがオススメ
あなたの声が、誰かの心を震わせる——
そんなゴスペルを、今日から一歩ずつ始めてみませんか?