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ボーカルエフェクターは必要?どんな音が出せるの?初心者にもおすすめのエフェクター紹介【音作りのコツ】
はじめに:歌声にエフェクトという“味付け”を
あなたの声に「空間」を与えたり、「キャラクター性」を加えたりできるのが、ボーカルエフェクター。
ただ上手に歌うだけでなく、“どう聴かせたいか”をコントロールする時代です。
今回は、代表的なエフェクトの種類と、初心者でも使いやすい機材、さらに話題のオートチューン系サウンドの作り方も解説します。
ボーカルエフェクターとは?
ギターやシンセのように、声にも「音色づくり」は可能です。
ボーカルエフェクターは、マイクで拾った声にリアルタイムでエフェクトを加え、印象を変える機材。
一人でも“何人分もの効果”を出せる、表現の味方です。
どんな音が出せるの?主なエフェクト
エフェクト名 | 効果 |
---|---|
リバーブ | ホールやライブ空間のような残響。バラードや合唱向き |
ディレイ | 声が遅れて返ってくる。リズムを強調できる |
ピッチ補正(AutoTune) | 音程を自動修正。「ケロケロボイス」もこの機能で可能 |
ハーモニー | 自動でハモリを作る。弾き語りやソロ演奏に厚みを出せる |
ロボットボイス/ボコーダー | 声に機械的加工を加える。電子音楽やボカロ風に最適 |
【注目】オートチューン風サウンドの作り方
「ケロケロボイス」や「ボカロ風の声」など、ピッチ補正を大胆に使ったサウンドは今やポップスやアニソンの定番。
次のような手順で作れます。
1. エフェクターのピッチ補正モードを選択
多くの機種では「HardTune」や「AutoTune」などと表記されています。
※例:TC HELICONの「HARDTUNE」、ZOOM V3の「PITCH CORRECT」など。
2. キー(調)を正確に設定する
例:Cメジャーで歌うなら【Key = C】にする。これを間違えると“外れた補正”になります。
3. スピード(Correction Speed)を速く設定
補正のスピードが速いほど、ケロケロ感が強くなります。
ピッチが滑らかに補正されるのではなく、機械的に“パッ”と移動するイメージです。
4. マイクとの距離・抑揚を一定に
オートチューンは“均質な声”に対して最も効果が出やすいです。声量差が激しいと補正が不安定になります。
初心者におすすめのボーカルエフェクター【3選】
◆ BOSS VE-1 Vocal Echo
簡単操作&軽量
リバーブ中心のサウンド作りにぴったり
軽いピッチ補正も可能
◆ TC HELICON Perform-V
高品質なハーモニー生成
キー設定が簡単で、ピッチ補正も自然
ライブ使用にも◎
◆ ZOOM V3
ロボットボイス、ボカロ風サウンドもカンタン
見た目もかわいく配信映え
- 音遊びに最適な多彩エフェクト
出したい声別・おすすめエフェクトと機材
↓出したい声↓ | ↓おすすめ効果↓ | ↓推奨機材↓ |
---|---|---|
スタジオ感ある歌声 | リバーブ+軽いディレイ | BOSS VE-1 |
ボカロ風/EDM系 | ピッチ補正+ロボボイス | ZOOM V3、Perform-V |
ハモリを1人で再現 | 自動ハーモニー | Perform-V |
YouTubeで目立ちたい | 誇張されたエフェクト(Echo/Pitch/Filter) | ZOOM V3 |
よくある質問
Q:オートチューンって下手な人が使うもの?
→いいえ!むしろ“あえて使う”ことでキャッチーなサウンドになります。今のヒット曲では積極的に使われている音作りです。
Q:エフェクターは歌がうまくないと意味がない?
→むしろエフェクターは「上手さ」よりも「キャラ」や「雰囲気」で勝負できます。機材によっては“しゃべり声”でも面白い演出が可能です。
まとめ:声を“デザイン”する時代へ
ボーカルエフェクターは、ただ便利なツールではなく、「声を演出する」ための楽器です。
“うまく聴かせたい”だけでなく、“キャラを作りたい”“目立ちたい”“楽しみたい”人にこそオススメ。
まずはシンプルな機種からでもOK。
一度使ってみれば、あなたの声の新たな可能性にきっとワクワクするはずです。
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