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2025.06.13
コラム季節の変わり目、喉を守る歌い方のコツとは?
季節の変わり目は気温や湿度が急激に変化し、喉にとっては大きな負担がかかる時期。乾燥や冷え、花粉などが原因で喉を傷めやすく、歌う際にも注意が必要です。この記事では、そんな時期だからこそ気をつけたい歌い方のポイントをご紹介します。
なぜ季節の変わり目に喉が傷みやすいのか?
乾燥
空気が乾燥しやすく、喉の粘膜が荒れがち。
寒暖差
室内外の気温差が大きく、自律神経が乱れやすいため免疫が低下しがち。アレルギー
春・秋は花粉やハウスダストが飛び交い、喉の炎症を起こしやすい。
こうした影響により、普段より喉のコンディションが悪くなりやすいのです。
喉を傷めにくい歌い方のコツ
1.ウォーミングアップは丁寧に
季節の変わり目は特に 発声前の準備が重要。
・まずは軽いストレッチとリップロール(唇を震わせる)など、負担の少ないエクササイズから始めましょう。
・喉をいきなり鳴らすのは厳禁。段階的に声を出していくことが大切です。
2.息の流れを意識する
乾燥しやすい時期は、 息の使い方 が重要になります。
・息が細く浅くなると、喉に負担が集中してしまうため、腹式呼吸を意識して自然に息を流しましょう。
・喉を押して鳴らすのではなく、息に声を乗せるイメージを持つと安全です。
3.水分補給をこまめに
・室内でも外でも こまめな水分補給 を。
・一気に飲むのではなく、少しずつ頻繁に水を飲むことが喉の保湿につながります。
・カフェインやアルコールは利尿作用があり乾燥を促すため控えめに。
4.無理をしない
・コンディションが悪いときに無理して高音を出そうとすると、喉を傷めやすくなります。
・「今日は中音域中心に歌う」など、その日の調子に合わせた選曲や発声を心がけましょう。
5.喉のケアを習慣にする
・帰宅後のうがいは基本。
・寝室の加湿やマスクの活用で 就寝中の喉の乾燥対策 も行いましょう。
・日常的に温かい飲み物(白湯など)を取り入れるのもおすすめです。
最後に:喉を大切に、季節の変わり目を乗り切ろう
季節の変わり目は、ちょっとした油断が喉のトラブルにつながります。だからこそ、歌い手としては普段以上にセルフケアと発声法に意識を向けたいところ。
喉に優しい歌い方を心がけ、いつでも気持ちよく歌えるコンディションを整えていきましょう!
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