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2025.06.10
ボーカルとしてリズム感を極めるには 〜「なんで私だけズレるの?」と悩むあなたへ〜
はじめに:その「ズレ」はあなただけのせいじゃない
カラオケで、周りとズレている気がして恥ずかしかったり、合唱で自分だけリズムが違うと注意されてしまったり。
「リズム感がないのかも」と落ち込んでしまう方、決して少なくありません。
でも、それは決して“センスのなさ”ではなく、練習方法や意識の持ち方を少し変えるだけで、ぐっと改善していきます。
このブログでは、そんなリズムに悩むボーカル初心者さんやカラオケ好きの方へ向けて、やさしく丁寧に「リズム感の育て方」をご紹介します。
【1】リズム感って何?
リズム感とは、簡単に言えば「音のタイミングを感じて、合わせる力」です。
これには以下の3つの力が関係しています。
聞き取る力(リズムを耳で捉える)
身体で感じる力(自然に体がノれる)
タイミングを合わせる力(声をピッタリ合わせて出せる)
実は「音を聴いてタイミングをとる」ことと「歌う」ことは、脳の中で別々に処理されているため、慣れないうちはズレやすくて当然なのです。
【2】ズレやすい人の特徴とは?
リズム感に悩む人に共通する傾向をまとめてみました。
カウント(1・2・3・4)を頭で理解していても、身体で感じられていない
メロディを先行して覚えてしまい、ビートを無視してしまう
伴奏を聞くよりも、自分の声に集中しすぎてしまう
「歌に集中してるのに、なぜかズレる…」という悩みはここから来ていることが多いです。
【3】リズム感を鍛える練習法5選
① 手拍子でビートを感じる練習
好きな曲に合わせて、8分音符で手をたたくだけでも効果があります。
テンポが早くて難しければ、4分音符からスタートでOK。
② ドラムだけの音源で練習
メロディ抜きのドラムループ(例:YouTubeで「ドラムループ 練習用」)を流して、それに合わせて歌うとリズム感がつかめます。
③ 声を出さずに“口パク”で練習
音程を気にせず、リズムだけを意識できます。「リズムに乗ってるか」だけを確認できます。
④ メトロノームに合わせて歌う
テンポを一定に保つには、アプリのメトロノームがおすすめ。カラオケ音源と合わせて使うと効果的。
⑤ リズム譜で練習してみる(入門程度でもOK)
「ター タ ター タカタカ」といった音符のリズムを声に出して読む練習は、実はプロのボーカルレッスンでも行われている方法です。
【4】自分を責めないで。ズレるのは成長のサイン
リズムがズレるというのは、“聴こうとしている証拠”です。
ズレに気づかない人は練習しようとも思わないものです。
最初は少しズレてもいい。
それを「ズレた」と感じて軌道修正できることが、実は最大の成長ポイントなのです。
【5】歌っていて楽しい!という感覚が一番大事
リズム練習に夢中になるあまり、「楽しくなくなった」と感じる方もいます。
でも、音楽は本来“遊び”や“感情表現”です。
だから、練習の中にも遊び心を忘れないようにしましょう。
あえて音をはずしてズラして歌ってみる
ダンスをつけてリズムを身体で覚える
自分のリズムでハミングする
「ズレてても、私は気持ちよかった!」そんな日も大切です。
まとめ
リズム感は生まれつきの才能ではなく、聞く・感じる・合わせるという3つの感覚を丁寧に育てていく力です。
ボーカルとしてのリズムは、少しずつ、でも確実に身についていきます。
あなたの声は、世界に一つだけのリズムを持っているのです。どうか、自信を持ってくださいね。
あなたの声に、自信とリズムを。
「もっと気持ちよく歌いたい」「ズレずに歌えるようになりたい」
そんなあなたの思いに、オーラボイスボーカルスクールは寄り添います。
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