ニュース・ブログ


2025.06.05
コラムあなたも「1/fゆらぎ」の歌声かも?聞いていて心地のいい声の秘密
「この人の声、なんだか落ち着くなあ」
そんなふうに感じたことはありませんか?
もしかすると、その歌声には「1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)」の秘密が隠されているかもしれません。
この記事では、「1/fゆらぎ」とは何か、そしてなぜ歌声に心地よさを与えるのかを、やさしく解説していきます。
1. 「1/fゆらぎ」ってなに?
「1/fゆらぎ」は、自然界のリズムや音に見られる規則性と不規則性のバランスのこと。
“f” は周波数(frequency)を意味し、1/f とは「周波数が高くなるほど揺らぎが小さくなる」という性質を持つ波のことです。
たとえば…
小川のせせらぎ
そよ風の音
焚き火のパチパチ音
木漏れ日の揺れ
こういった自然音には、共通して「1/fゆらぎ」が含まれています。
そして人間の心拍や脳波、歩くリズムもこのパターンに近いといわれています。
2. 歌声と「1/fゆらぎ」の関係
実は、人の声の中にも1/fゆらぎを感じさせる性質を持っている人がいます。
代表的なのが、
美空ひばりさん
宇多田ヒカルさん
久石譲さんのピアノ演奏にも同様の揺らぎがあるといわれています。
これらの歌声や演奏には、「予測できそうで予測できない、ほどよいゆらぎ」があり、聴く人の自律神経を整えたり、リラックス効果を生み出します。
3. 「心地いい声」になるには?
「私にはそんな才能ないし…」と思う必要はありません。
1/fゆらぎのような声は、完璧なピッチや正確なリズムではなく、
少しのブレスの余白
柔らかい語尾の処理
自然な感情のこもった歌い方
といった部分で作られていくことが多いです。
つまり、「整いすぎていない」ことがむしろ魅力になるのです。
4. あなたの声も「1/fゆらぎ」かも?
自分の声にコンプレックスを感じていた人も、実はその「クセ」や「個性」が聴く人を癒している可能性があります。
特に、子守唄や語りかけのような声には、強く1/fゆらぎの傾向が現れることも。
声を録音してみたり、誰かに「なんだか落ち着く」と言われた経験があれば、それはあなたの声が“心地よさ”を持っている証拠かもしれません。
5. 声の魅力を伸ばすには?
オーラボイスボーカルスクールでは、自分の声の個性を活かしたレッスンを行っています。
1/fゆらぎのような“聴く人に届く歌声”を目指して、
あなたのナチュラルな声の魅力を一緒に探してみませんか?
\ 無料体験レッスン受付中! /