ニュース・ブログ


2025.06.03
コラム【映画『ウィキッド』に感動したあなたへ】ミュージカルに挑戦したくなったら読むブログ
1. 映画『ウィキッド』が届けた魔法
2025年公開の映画『ウィキッド』は、ブロードウェイ・ミュージカルの名作を原作とした壮大なエンターテインメント。
その世界観、歌、衣装、映像、そして何より「歌うこと」の力に、心を打たれた人も多いのではないでしょうか。
主演のひとり、アリアナ・グランデが演じるグリンダは、明るく澄んだソプラノで人々を魅了します。
ですが、彼女のような世界的ポップスターでさえ、ミュージカルの発声に挑戦するのは一筋縄ではいきませんでした。
2. アリアナ・グランデが語る“ミュージカル発声の難しさ”
アリアナはインタビューでこう語っています:
「私はポップスで高音を出すことには慣れていたけれど、ミュージカルでは“役の声”として歌う必要があった。最初は声が出なくなって、泣いたこともあるわ」
彼女は役作りの一環としてクラシック的な発声を学び直し、「ブロードウェイの伝統」を全身で吸収しようと努力したそうです。
ミュージカルでは、ポップスと違い、単に美しく歌うのではなく、セリフと一体化した「語るような歌声」が求められます。
3. ポップスとミュージカルの発声の違い
ポップス | ミュージカル |
---|---|
マイク使用が前提 | 生声が基本(地声の通りを重視) |
リズム・ノリ重視 | セリフとの一体感、感情重視 |
声質の個性を前面に出す | 役柄に合わせた声作り |
ビブラートやフェイクあり | 明瞭な発音・感情表現が中心 |
ミュージカルでは喉を締めずに遠くまで届く声を育てる必要があります。
これはクラシック寄りの訓練で得られるスキルで、“ミックスボイス”や“ベルティング”などの技法もよく使われます。
4. ミュージカルに挑戦したいあなたへ
映画を見て「私も歌ってみたい!」と思った方へ。まずはこの3つから始めてみましょう。
セリフのように歌詞を読んでみる
姿勢と呼吸を意識して発声する
一曲を通して「演じるつもり」で歌う
ミュージカルソングは表現力を鍛える絶好の教材です。
誰でも最初は初心者。アリアナだって努力しました。
5. もし本格的に習いたくなったら…
ミュージカル発声は独学では限界があるため、声楽の基礎を持つ講師のレッスンを受けるのが近道です。
オーラボイスボーカルスクールでは、クラシックとポップスの中間にあるミュージカル発声を、初心者でも無理なく学べます。
発声・演技・感情表現の3要素をバランスよく指導
自分の声質に合った選曲・表現方法がわかる
舞台経験豊富な講師陣が、やさしく丁寧に指導
「ウィキッドに感動したあなた」の気持ちが冷めないうちに、次の一歩を踏み出してみませんか?