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2025.05.28

コラム雑談

桑田佳祐さんの歌を歌いこなすには? 独特な発声のコツと名曲で学ぶボーカル術

 

1. 桑田佳祐さんの歌が難しいと言われる理由

 

桑田佳祐さんといえば、日本を代表する国民的アーティストであり、サザンオールスターズのフロントマン。
一見キャッチーで親しみやすいメロディの裏には、プロでも苦戦する“難しさ”が隠れています。

  • 音域が広い(低音〜高音まで自在)

  • 抜群のリズム感とグルーヴ感

  • 言葉が“なまる”独特の滑舌

  • 声に粘りがあり、語尾にクセがある

このような特徴は、真似しようとすればするほど難しく、多くの人が「カラオケでうまくいかない…」と感じる要因となっています。

 


 

2. 桑田佳祐の「声」の特徴とは?

 

桑田さんの歌声は一言で言えば「粘りと艶のあるハスキーボイス」。
以下のような要素が複雑に絡み合っています。

  • 息を多く含んだ声(エアリー)

  • 地声と裏声の中間のような“ミックス寄り”の発声

  • 母音が「ア」に寄る傾向(例:「恋→こぁい」)

  • 子音を強調せず、リズムで歌うスタイル

つまり、正確に発音するよりも、言葉を楽器のように扱って“流す”ような感覚が重要になります。

 


 

3. 名曲から学ぶ!代表曲と歌い方のポイント

 

🎵「白い恋人達」

 

冬の定番バラード。
→ ミックスボイスが必須。高音を“張らずに”響かせることが大切。
→ 息を混ぜたウィスパーな響きが雰囲気を作ります。

 

🎵「波乗りジョニー」

 

アップテンポでリズムに乗せた発声が必要。
→ 拍に乗り遅れないように、体でビートを感じながら歌う。
→ 「なみのりじょにー」ではなく、「なみぃのりじょぉにぃ〜」と粘るように。

 

🎵「明日晴れるかな」

 

ソロとしての代表的なバラード曲。
→ 声量と抜け感のバランスが重要。
→ 語尾を曖昧にせず、丁寧に着地させる意識で歌うと、より“沁みる”歌になります。

 


 

4. 独特な発声を身につけるための練習法

 

桑田さんのような発声を目指すには、以下のようなトレーニングが効果的です。

 

◎ 母音トレーニング

 

「イ・ウ」を抑え「ア・オ」に寄せた発音を練習することで、あの“粘り気のある声”に近づきます。

 

◎ 声帯閉鎖と息のバランス

 

地声と裏声を滑らかに繋ぐ「ミックスボイス」を習得し、息を混ぜて声を鳴らす練習をしましょう。

 

◎ 語尾の抜きと「揺らし」

 

あえて語尾を曖昧にし、リズムに合わせて揺らすように。きっちり歌うよりも、“少し外す”ことで桑田っぽさが出ます。

 


 

5. 自分らしさを活かしながら歌うコツ

 

完コピを目指すのも楽しいですが、桑田佳祐さんの魅力は“個性を貫くこと”そのもの
声質や滑舌のクセ、リズムの乗せ方は千差万別。大切なのは「真似しすぎて自分の良さを消さないこと」です。

そのためにも、プロに見てもらいながら、自分にとって無理のない発声をベースに“桑田らしさ”を取り入れるのがベストです。

 


 

6. 【まとめ】桑田佳祐を歌いこなすことで得られる力

 

桑田さんの曲を本気で練習すると、こんな力が自然と身につきます。

  • ミックスボイスや息のコントロール力

  • 母音や語尾の表現力

  • リズムに乗る柔軟性

  • 「伝える」ことに重きを置いた歌唱技術

そして何より、「自分の声の魅力って何だろう?」と“声の個性”を見つめ直す機会にもなります

 


 

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名古屋のオーラボイスボーカルスクールでは、
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