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ライブ向き?録音向き? あなたの声の魅力はどこで一番輝く?
1. はじめに:「歌がうまい」と言われる声にも種類がある?
「あなたの声、CDで聴きたいタイプだね」
「この声、生で聴いたら鳥肌立ちそう」
こんなふうに“歌の魅力”を語る時、実は「ライブ向きの声」と「録音向きの声」という2つの特性があることをご存じでしょうか?
どちらが正解というわけではありません。
ただ、自分の声がどの環境で一番輝くのかを知ることは、歌の上達にとって大きなヒントになります。
2. 「ライブ向きの声」とはどんな声?
✔ 迫力がある
ステージで音響に頼らなくても声が前に飛ぶタイプ。ミュージカル、ロック、J-POP系のライブパフォーマンス向きです。
✔ 息づかいが生で伝わる
息の量や体の振動が肉体を通して観客に届くので、感情表現が非常にダイレクトです。
✔ 小さなブレも“味”になる
ライブならではの緊張感や即興性が逆に魅力になりやすい。
多少ピッチが揺れても“人間らしさ”として歓迎されます。
3. 「録音向きの声」とはどんな声?
✔ 繊細で整った響き
マイクを通すことで密度の高い音を丁寧に届けることができる声。ウィスパーボイスや高音の抜けが美しい人に多いです。
✔ ノイズの少ない発声
息のコントロールが上手く、収録時に余計なブレス音や声の割れが少ないのが特徴。ピッチやリズムの精度も重要。
✔ 重ね録りや編集に強い
ボーカルを重ねても違和感がなく、エフェクト(リバーブやコーラス)との相性が良い声は、DTMや宅録で強みになります。
4. 自分の声はどちらなのか、見分けるヒント
ライブで褒められることが多い? → ライブ向きの可能性大
自分の歌を録音したとき、マイク越しの声が魅力的? → 録音向きかも
スタジオ録音ではうまくいくけど、カラオケだと通らない? → 録音向き
マイクなしでも声が飛ぶ?表情豊かに歌える? → ライブ向き
🎙 実際は、どちらの要素も少しずつ持っている人がほとんど。ただ、その比重を知ることが、自分らしいパフォーマンスへの第一歩です。
5. 両方の魅力を育てるためには?
理想は、ライブ向き・録音向き、両方の技術を使い分けられるようになることです。
🎵 ライブ向きの練習例
胸や腹からしっかり響かせる発声(チェストボイス)
声量のコントロール
息を流すより、声を“打ち出す”イメージ
🎵 録音向きの練習例
ブレス音の処理、マイクとの距離感を意識
ハイパスフィルターに負けない柔らかい高音
(※ハイパスフィルターとは、低い音をカットしてノイズを減らす音響処理。録音では高音の美しさがより重要になります)リバーブを想定した繊細な歌い回し(抑揚・余韻)
プロのシンガーでも、レコーディング用とライブ用で声の使い方を切り替えています。
自分の声を“道具”として使い分けられると、歌の表現力が一段階アップします。
6. 【まとめ】声の個性を知れば、もっと自由に歌える
「ライブで映える声か、録音で聴かせる声か」。
この問いに明確な正解はありません。
でも、自分の声質・響き・得意な音域を理解しておくことで、より効果的な練習法やパフォーマンス戦略が立てられるようになります。
あなたの声は、きっとどこかで誰かの心に届くはず。
その「届き方」を、一緒に探してみませんか?
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ライブパフォーマンスに強い発声指導から、
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