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【完全ガイド】絶対音感と相対音感の違いとは?あなたの「聴く力」を深く知ろう
「音感がいい人って、どうしてあんなにスラスラ音を当てられるの?」
「絶対音感って生まれつきのものなの?」
「相対音感でも歌は上手くなれる?」
音楽に関わっていると、必ず耳にするのが「絶対音感」と「相対音感」という2つの言葉。
この2つは、どちらも「音を聴き取る力」ですが、仕組みや特徴はまったく異なります。
この記事では、音楽初心者の方にもわかりやすく、絶対音感と相対音感の違いを徹底解説します。
さらに、どちらの音感も歌の上達や音楽表現にどう関係するのかについても詳しく触れていきます。
絶対音感とは?
絶対音感(ぜったいおんかん)とは、「基準の音を与えられなくても、聴こえた音の高さ(音名)を即座に正確に判別できる能力」です。
たとえば、ピアノの鍵盤で「ポーン」と鳴った音が「ド」なのか「ミ」なのかを、他の音と比べずに当てることができるのが絶対音感です。
絶対音感の特徴
✅ 生まれつきの素質+幼少期の訓練で身につくことが多い
✅ どんな楽器・環境でも「音名」が即わかる
✅ 一般的には6歳くらいまでに訓練しないと習得は困難とされている
絶対音感のメリット
・一音一音の識別力が高いため、複雑な音楽でも音を拾いやすい
・作曲、採譜、編曲などで即時性が求められる作業に強い
・暗譜が得意になりやすい
絶対音感のデメリット
・移調やトランスポーズ(キーを変える)に弱いことがある
・「音の名前」ばかりが先に浮かんでしまい、音楽としての感情表現に集中しにくいという人も
相対音感とは?
相対音感(そうたいおんかん)とは、「ある基準の音に対して、その音と他の音との音程差(距離)を正しく感じ取る能力」です。
たとえば「ド」の音を聴いて、それに対する「ミ」の音が「ドから見た長3度上」であるとわかる、というような感覚です。
つまり、音の「関係性」を感じ取る力が相対音感です。
相対音感の特徴
✅ 幼少期でなくても、大人からでも習得できる
✅ 旋律の流れ・コード進行などの理解に役立つ
✅ 実際の演奏や歌唱において、最もよく使われている音感
相対音感のメリット
・移調しても演奏できる柔軟性がある
・ハーモニーやフレーズの構造を把握しやすい
・合唱やバンドなど、他人と音を合わせるときに強い
相対音感のデメリット
・基準音がないとスタートできない
・一音一音の絶対的な高さを即時に言い当てるのは難しい
「絶対音感 vs 相対音感」どちらが優れているの?
実は、優劣の問題ではありません。
それぞれの音感は得意なことが違うため、目的に応じて「どちらを伸ばすか」が変わってきます。
比較項目 | 絶対音感 | 相対音感 |
---|---|---|
音名の即答 | ◎ 音を聴けばすぐに分かる | △ 基準音が必要 |
移調のしやすさ | △ 音名に固定されやすい | ◎ 音の関係で捉えるので柔軟 |
ハーモニー理解 | △ 縦に重なった音はやや苦手 | ◎ コード感覚で捉えやすい |
習得可能年齢 | △ 幼少期がほとんど(6歳までが理想) | ◎ 大人でも習得・強化できる |
音楽家や歌手にとっては、相対音感があれば実用上まったく問題ありません。
むしろ「相対音感+訓練された耳」があれば、どんなジャンルでも対応可能です!
絶対音感がなくても歌は上手くなる?
答えはYES!です。
ボーカリストに求められるのは、
・音の高さを感じ取って正しく再現する力
・音程をキープするコントロール力
・音楽の構造(コード・メロディーの流れ)を感じ取る力
つまり、相対音感を使ったトレーニングが中心になります。
音の跳躍やハーモニーに強くなることで、
✅ カラオケで音を外さなくなる
✅ コーラスで自分のパートがきちんと歌える
✅ 初めて聴いたメロディーでもすぐに追える
こういったスキルが身につき、確実に歌唱力がアップします!
【まとめ】あなたの音感を育てて、音楽をもっと自由に!
音感は「才能」ではなく、「意識」と「訓練」で育てることができます。
絶対音感は確かに希少ですが、
相対音感をしっかりと鍛えれば、
✅ 音楽をより深く感じられる
✅ 自分の耳でハーモニーや旋律を分析できる
✅ 歌や演奏に自信を持てる
といった力が身につき、音楽の楽しさが何倍にも広がります。
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